みなさま、あけましておめでとうございます!
<藤井風>、<Vaundy>、<King Gnu>、<マカロニえんぴつ>…。この1、2年、彼らはものすごい勢いで旋風を巻き起こしましたね〜。
さあ、今年は誰が台風の目になるのか。
私ハローが思う、 “2021年はこのアーティストがくる!” という大予測。
紅白の出場歌手に選ばれそうということではなく、音楽シーンの中心に踊りでるのではないか!? という目線で。
今、気にしておきたい! ここでしか見られない独自の注目アーティストを厳選! さっそくいきますよ〜!
最下部に今回のプレイリストを載せています。 ぜひ最後まで楽しんでくださいね! |
21年1月「2021年の必聴アーティスト」
1. 意識 – E.scene
正直、独り占めしたい(笑)。そう思ってしまう、話題が話題を呼ぶバンドからスタートです!
〈E.scene〉は平均20歳かな? 新潟のスリーピースバンド。
底が見えないほどの深みと、ふくよかさのあるボーカルに、土台にあるブラックミュージックのグルーヴががちっとハマって。
これは、あっという間に主題歌や挿入歌になるはずだ…!
2. hanataba – macico
冒頭の数秒であったかい気持ちにさせてくれる、〈macico〉の紡ぐハートフルなメロディが大好きなんです。
みなさんも、ぎゅっと耳を奪われるはず。macicoは都内で活動する3人組グループ。
「花束は捨てよ、移ろいを愛でよ」
日本と欧米の花束の送り方の違いに感化されるという、素敵な成り立ちもポイントなんですよね…。
もう好きでしょう?
3. Don’t worry – LIGHTERS
チトセ読者のみなさんに、ぶっ刺さってほしい! もう素直すぎるほどグッドなメロディーに、90年代リスペクトを十二分に感じる音が最高すぎます。
〈LIGHTERS〉は、サポートドラムの入る、スリーピースの良いところが溢れすぎちゃってるバンド。
今初めて知った方は本当に幸運! ライブに行きたくなったでしょ?(チトセで取材申し込みしてほしいな〜。笑)
4. Step by Step – Dedachi Kenta
もうすでに、ブレイクが約束された1人かもしれない! 千葉県出身、LAの現役大学生シンガーソングライター。
幼少からゴスペルに触れ学校もインターナショナルスクールという生い立ちがゆえ、邦楽洋楽という分け方ではなく、自然に海外のセンスを吸収した彼の楽曲は最高にグルーヴィー。
声は透き通るような一級品。スキマスイッチなどが所属するオフィスオーガスタの超新星として、大躍進待ったなしです!
コラボも豪華すぎるんだな〜。
5. youth(feat.長谷川白紙) – KID FRESINO
昨年、〈カネコアヤノ〉さんとのコラボに双方のファンがびっくりされたはず。音楽ファン必聴、必殺の一枚が、2021年の始まりにリリースされました。
単に伴奏の上にラップが乗っかっている印象ではないんです! 彼の刻んだ言葉と音楽の端々が気持ちよく混ざりあいます。
生音をたっぷり贅沢に使う、心地よさ。日本のヒップホップは、またさらに新たなステージへ。
客演陣も豪華を極めています!
美しい建造物の中や、美術館で聴いてみたいと思いました。
6. ドント・ストップ・ザ・ダンス – フィロソフィーのダンス
〈フィロソフィーのダンス〉略して『フィロのス』。ぜひぜひ覚えてほしい!
哲学をテーマとした楽曲を歌い踊る、アイドルの枠をゆうに飛び越えた4人組アイドル(矛盾してますね。)。
バランス、歌唱力と楽曲の質が尋常じゃないんです。近年音楽ファンを唸らせるアイドルが多く、『フィロのス』は昨年メジャーデビューも果たしたその筆頭格。
アーティストとアイドルの壁をフラットにさせる『フィロのス』、2021のキーワードになるはず!
7. Flow – Maica_n
耳に入った瞬間、親指はお気に入りに追加へ。
スモーキーで良い声だなと気になって調べたところ、徳島出身、10代の超新人アーティストさんで、かなり驚いたことを覚えています。
みなさんもメジャーで活躍する音のパワーを「こういうことか〜。」と納得できるはず。
日本の宝とまで囁かれていて、こちらの楽曲、ギターは〈斉藤和義〉さん。
そういうことだ。
8. IWBYL – BREIMEN
「ハローさん。気づいてないかもしれないけど、きみ2020年この曲めっちゃ聴いてたよ。」とSpotifyが教えてくれた、〈BREIMEN〉。
ここ数年ずっと聴いている5人組。酔いしれるようなグルーヴは他を寄せつけないほどの特徴で、特にリズムの鍵を握るベーシストがボーカルを取ります。
〈chara〉さん、〈TENDRE〉さんのサポートでもお馴染み、ベースボーカル高木祥太さんの舵取り、相当スキルフルなバンドの演奏に注目です!
9. わたしは禁忌 – いよわ
〈YOASOBI〉さんの大ヒット、霜降り明星の粗品さんのレーベル立ち上げ。〈米津玄師〉さんもそう、みんな “ボカロP”。
こうやってみると日本のポップスの裏ボスとも言える “ボカロ”。
ボーカロイドと言ってコンピューターに歌ってもらい、人間では実現できないメロディーなども不可能が少ないので、溢れ出るアイデアを組み合わせ放題なのです!
なかでも、〈いよわ〉さんの音作りには新感覚のポップスを感じます。ちなみに、川谷絵音さんにも影響を受けたとおっしゃっているので、バンド好きの方はマスト!
どこかの誰かが聴いているジャンル、ではもうないということ。
10. memory – asmi
最後のピースとしてプレイリストに滑り込んできたのは、〈asmi〉さんでした。
良い声すぎるんです。
まだギターをとったのも作曲を始めたのもここ1、2年の話、というご自身もびっくりされているくらいのスピードでリリースまでたどり着いた、まさにシンデレラガール!
今を生きるリアリティのあるラブソング、トラックにぴたっと馴染む柔らかな声。
もう、友達のみんなはもちろん、お茶の間に広がるのも時間の問題かもな〜。
11. おちつけ – 三浦透子
豊かな表情のある声。すごいんだな……これが。松たか子さんから始まり、新垣結衣さん、森七菜さん。
個人的に俳優として演じるお仕事をされている方の歌声がすごく好きで。三浦透子さんも右に同じ。
今作は〈TENDRE〉さんをはじめとして、作家陣がそれぞれに違います。
役に入り込むのと通ずるものはあるのかな〜、さすが、一曲一曲のストーリーがくっきりとわかるので、特にアルバムを通して聴きたい!
ちなみに、「天気の子」の主題歌の方ですよ!
12. あたらしい朝 – リュックと添い寝ごはん
単純に単純に、今年お茶の間にぐぐっと広がる予感しかしていません! ぶわっと開放的な気分にしてくれる、今まで高校生だったフレッシュすぎて眩しいバンド。
なにより、音楽を楽しんでいる様子が音からも伝わってくるのが、自分たちもワクワク聴ける大切な理由です!
新譜『neoneo』をぜひ!!
13. ロマンスをこえよう – TOMOO
ハローが相当注目している、2020年最も衝撃を受けたシンガーの1人でした。
なんといっても、心に残る楽曲作りと、声。言葉にするのが難しい、低くてふと聴きたくなる、魅力的な声。
飾らないリアルがそこにある感じ。
ファンタジックなアレンジが冴える楽曲『ロマンスをこえよう』は、聴き手によって受け取り方が変わる稀有な作品。
最高に沁みるので、ぜひ!
14. 新映画天国 – 浦上想起
クッキー缶の中に、自分の大好きな、大切なものを詰め込んだような、キラキラとした音。
日本でこんな素敵に音を積み上げる人はいないかもしれない。
とってもゴージャスで複雑なことをしているのに、身体に馴染んでいく。
ご自身の活動と並行して、彼にアレンジしてほしいというプロのみなさんが殺到しそうな気がしています。
シンプルにこの楽曲の隅から隅まで好き。
15. 65 – feat. Ema & 吉田沙良fromモノンクル(Live) – 象眠舎
小西遼さん。最後にみなさんに届けたい方の名前。
最高のバンド〈CRCK/LCKS〉のリーダーであり、サポートとしては〈TENDRE〉さんをSAXで華を添えて。
そして、作家・プレーヤーとして彼が主役の〈象眠舎〉。
ずっと前に公演を観に行ったことがあるのですが、じわっと胸に残る読後感たるや。
とんでもなく良い曲じゃないですか……?
あのバークリー音楽大学でジャズを中心に学んだ小西さんは、大きなアンサンブルはもちろん、ポップス界でも活躍されています。
2021年のキーマンの1人として挙げさせていただきます!
ブレイク必至のアーティストを先取りしよう!
新年1発目ということで、ボリュームたっぷりに書かせていただきました!
曲数の関係上、プレイリストには入っておりませんが、もちろん〈eill〉、〈yonawo〉、〈羊文学〉。
ヒットが約束されるほどの実力を持つアーティストもたくさん!
もう出し惜しまず言うと、藤井風さんがヒットしたシンガーソングライターの後続には、〈小林私〉、〈映秀〉という、素晴らしい2人がいます。
邦ロックでは、〈ヤユヨ〉、 黒船バンド〈kroi〉、ハートウォーミングな〈Easycome〉。2021年も止まりません!
昨年に引き続き難しい年始となりましたが、このご時世だからこそ、たくさんアーティストを応援していきましょうね!
プレイリストが僕らの暮らしを彩っていく。
apple musicのプレイリストはこちら。
ハローさんのプレイリストを100%楽しむポイント、それは “シャッフルせずに最初から聴く” こと。
曲の終わり方も含めた “繋ぎ” を大事にして、全体の流れを考えて作ってくれている。
音楽の楽しみ方に、“文脈” があることを感じながら、ぜひ1曲目から味わって聴いてみてほしいな。
来月はどんな曲に出会えるんだろう。新たな音楽に触れることができるその日を楽しみに、今日も1曲1曲を味わおう。
僕らの友達について
■ハロー
プレイリストと記事を担当させていただきました。選んだ曲にコメントをつけるという作業はチトセが初めて。イメージを次々と膨らませつつ、逃さないようにと、とても楽しいひとときでした。またお目にかかれますよう、精進していきたいと存じます! それではまた〜! Instagram:@hello_musiikki |
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記事の創り手について
■サカモト タクミ – 取材・執筆
服や音楽、キャンプにバイク、興味のあるものは数知れず。”好き” と ”知りたい” の幅だけ人生は楽しくなる、そう考えています。読者の方にもそう感じていただけるよう、自分が好きと思うものはとことん、まだ知らないものははじっくりと、人生が豊かになるような記事を自分の言葉と感性でお伝えしていきます。 Instagram:@sktt99 |
■シミズ シュン – 編集
チトセの代表と編集長、カメラマンを務めています。“僕らが楽しく生きるために” をテーマに、親しい友人から話を聞いているような、そんな等身大のメディアを目指して。「楽しいから楽しむのではない。楽しむから、楽しいのだ。」という言葉を大切にして、日々を生きています。 Instagram:@shun_booooy |
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