「neu」で出会う、フェミニンな春。

クリスマス? バレンタイン? なんだいそれは。cmやイルミネーションのきらめきと、冬はなにかと人肌恋しさを押しつけてくるようだ。

なんてことを言っている僕は、先週彼女に振られたばかりでセンチメンタル真っ最中。冬の寒さはそんなことお構いなしに、心も体もえぐってくる。

ああ、つらい…。

僕の春を始めよう。

春は別れの季節であり出会いの季節だ。数週間前、僕は突然思い立った。そうだ、イメチェンをしよう。

このだらしなく伸びきった長い髪に別れを告げ、新しい自分に出会う。

親友に教えてもらった清澄白河のサロン「neu」(ノイ)を早速予約した。

もうあいつのことは忘れて、春を迎えて心機一転、ニューヘアスタイルでシティーボーイになる!

そんな気持ちを胸に秘め、清澄白河駅に降り立ったのは3月初旬。

清澄白河駅から徒歩5分ほどにあるノイ。雑誌「CLUEL」でも紹介された、折り紙つきのサロンだ。

ここがノイか…。とりあえず、外から店内を見渡す。どれどれ...。いや、おしゃれすぎかよ…。不安になってきた。

どんな自分に出会えるのだろうと、期待も入り混じりながら戸を開ける。

「こんにちは。本日はよろしくお願いします。」と爽やかな声と笑顔で迎えてくれたのは、本日担当していただくスタイリストの持溝 和昭(モチミゾ カズアキ)さん。

挨拶をしただけで感じた、新たな自分に出会える期待感。なんだか、わくわくが止まらないぞ。

BEFORE

彼女との暮らしに慣れ自分磨きを怠っていたがゆえ、惨憺たる髪の毛の状態だ。2ヶ月近く髪を切らなかったのもあるけれど。

ただ、これを伸びしろと捉えるんだ。変わりばえがあるってもんだ。そうやってポジティヴに捉えていこうではないか。

この春を決めるヘアスタイル

「さあ、どうしましょうか?」

おもむろに、Instagramで保存していた写真を見せる。

「こんな感じが良いかなあとなんとなくはイメージしてるんですけど、実際漠然としていて。

持溝さんとお話しするなかでイメージを決めていきたいなと勝手に思っていたのですが…。」

実際この手のサロンにはあまり来たことがなかったため、どういうイメージを伝えればいいかも定まらないまま当日を迎えてしまった。

これじゃ切るの大変だよなあ、やってしまった…。

「アバウトで大丈夫ですよ! お客様が一番自分らしくなれるヘアスタイルを提案するのが美容師の役目ですから。

イメージは固まっていなくても大丈夫です。この髪質と長さ、顔立ちだと、女性のハンサムショートを取り入れてみるのはどうでしょう?

大きくイメージを変えるためにも、女性のショートを取り入れるのも面白いかなと。あとは暗めのカラーもいれて、半端に残っている茶色を落ち着かせましょう。

顔立ちが中性的なので、いわゆる男らしい印象になるヘアスタイルよりは、フェミニンなヘアスタイルがとても似合うと思います。」

美容師さんが言う「とても似合う」という言葉の頼もしさ、まじはんぱないって。

「はい、その方向でお願いします!」

カラーを決める

「どんなカラーがいいですかね…?」

「アッシュグレーを入れると春っぽさを感じられる爽やかな雰囲気になると思います。

ただ、いきなり黒くしすぎるのは違和感を伴ってしまうのでおすすめはしません。暗めくらいがいいかと思います。」

「その暗めのアッシュグレーでお願いします。」

提案1つ1つに理由があるから、安心して相談できる。さすがだなあ。

カットの時間

「髪の毛が硬くて生え方も難しいと言われるんですが、どうですか?」

「後ろのつむじによる髪の流れは右向きで一般的ですが、前のつむじによる髪の流れが少し違いますね。

ただ、大きな影響はないですよ。」

「美容師の方って服にとても髪がつきますよね。服装で気をつけていることってあります?」

「そうですね、基本的にお客様によって服を使いわけてます。今回のように刈り上げを行うときは、細かい髪の毛がつくのでコットンで髪が払いやすい服を着たりと工夫したり。

だから、ワードローブは自然とシャツが多くなってしまいますね。」

へー。シャツの美容師さんって多いよなとは思ってたけど、そういう理由だったのか。納得。

セット

手際の良いカラーとカットにより、あっという間に最後のセットへ。いつも髪の毛が決まらないので、ドライに関して質問をしてみた。

「前髪がぺたんとなってしまってボリュームがでないんですけど、髪のボリュームをだすためにはどうしたらいいですか?」

「まずは、ドライヤーで前髪にクセをつける。もしくは、パーマですよね。

ただ、今回のようなヘアスタイルはパーマだとカールが余計になってしまうので、ドライヤーとワックスであげるのがいいと思います。」

「このワックスは見たことがないですね…。」

「『SENSE OF HUMOUR』(センス オブ ユーモア)というもので、美容室ではあまり扱いがなく、限られたサロンにしか置いてないものでneuでも昨年末に導入されてもらったものです。」

「乾かす前にワックスをつけていましたが、ワックスをつけるタイミングって濡れているときにつけるのがいいんですかね?」

「髪質やスタイルにもよりますね。ただ、浮きやすい髪なので、濡れているときにワックスを馴染ませて、乾かしてからもう一度セットした方がうまくできるかと思います。」

AFTER

「とってもいい感じになりましたね。僕が最近切ったお客様のなかでも、一番変化したかもしれません。」

「本当ですか(笑)? 持溝さんにそう言われるくらい変わることができて嬉しいです。毛なみもきれいに流れてますね。

触るとわかるんですが、今までに味わったことのないくらいに髪がふわっふわっしてるんですよね。

見た目はさることながら、見た目では伝わらない細部にも変化を感じられて大満足です。」

ビフォーの自分を見ると、今の自分との違いに笑えてくる。そうか、笑えてくるほどに変われたってことか。

なんだか、先週フラれたことが嘘みたいに体が軽くなった気がする。それこそ、今の髪みたいにふわっと。

今すぐにでも青空の下を歩きたい気分だ。でも、まずはお世話になった持溝さんに御礼のご挨拶を。

本日はありがとうございました。

「また、いつでも来てください。お待ちしております。あ、いい出会いがあるといいですね(笑)。」

さあ、春のはじまりだ。

きっかけは人それぞれかもしれないが、「変わりたいな。」って思うことは誰にだってある。

だけど、変化することへの不安や面倒さで踏みきれる人は意外と少ない気がする。僕もその1人だった。

でも、今回「neu」を訪れ、新たな自分に出会えたことで、”変化”は今までの自分になかったものを発見できるんだって改めて気づけた。

それでもまだイメチェンはちょっと不安だなって思う君。

春という季節に頼ってみよう。

春の息吹は、春の訪れを告げるのとともに新しい空気を街全体にもたらす。

その空気は君の背中を押してくれるに違いない。

それに身をまかせ、新たな自分に出会う春をはじめようじゃないか。

へっくしゅんっ。あれ、少し目も痒い。うそ、花粉症にも出会ってしまったようだ。

店舗詳細

■neu

住所:東京都江東区白河2-1-4

電話:03-3630-5208

時間:平日 11:00~21:00 / 土 10:00~20:00 / 日祝 10:00~19:00

休み:月曜

公式HP:neu

2019-03-18|タグ: ,
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