もっといい部屋にするための、ちょっとしたこだわり。

暑い日は自分の家で過ごしたい。汗でお気に入りのシャツが汚れるのも嫌だし、熱中症にもなるし。

夏はレジャーだ! アウトドアだ! なんてひと昔前までは言っていたけど、もうそんな時代じゃない。

ただ1ついえること。それはどうせひきこもるんだったら、自分の部屋にはこだわりたいっていうこと。

自分の好きな空間で時間を過ごせたら、素晴らしい1日になると思うんだ。

ならいっそのこと、自分の部屋から出たくなくなるぐらい、すてきな空間にしてみたい。

すてきな部屋にするためには、すてきな部屋をコーディネートしている人にヒントを聞くべきだ。

ということで今回は、2人の人物から部屋をもっとよくするための”こだわり”を聞いていこうと思う。

1人目は、今回ご協力いただいたリノベーション賃貸ブランド「REISM」のインテリアコーディネーター、田原さん。

そして2人目は、REISMのリノベーションシリーズの1つである『Brick』シリーズに入居する井上さん。

すてきな部屋を創りあげるために、お2人の話からインテリアのコツを学んでいこう。

おしゃれな部屋を”創る”田原さんから学ぶ

今回すてきなインテリアの例としてご協力いただいたのは、こちらのREISMの物件。

まずは、REISMの部屋のプランナーであり、インテリアデザイナーの資格を持つ田原さんから、すてきな部屋にするためのヒントを学ぼう。

1.この部屋のコンセプト

チトセ
開放感があるのに、なんだか落ち着きも兼ね備えている部屋ですよね。この部屋のコンセプトはなんでしょうか?

田原さん
この部屋は、「ジェンダーレス」「インダストリアル」「DIY精神」「グリーン」をコンセプトに組んでいます。

チトセ
そのコンセプトを、具体的にどのように再現しているのでしょうか?

田原さん
今回の部屋は、男女2人で生活をすることを想定した空間。部屋の証明や金具の雰囲気にあわせアイアンの質感のアイテムによって、「ジェンダーレス」かつ「インダストリアル」の空気を作りあげています。さまざまな種類の「グリーン」を設置することで、日当たりの良さ、空間の広がりが活かされています。庭には人工芝、バルコニーにはシェルフを設置して、「DIY精神」も感じられます。

2.こだわり

チトセ
この部屋で特にこだわったポイントはどこでしょうか?

田原さん
家具のレイアウトには特にこだわりました。ワンルームではあるものの、同棲をテーマにして、なんとなく寝室とリビングを感じられるような、そんな使い勝手のいい間取りを実現しようと。節度のあるオープンさ、それと使い勝手のいい家具のレイアウトを両立させるよう、意識して取り組みましたね。

3.この部屋に近づくためには

チトセ
このすてきな部屋に、すこしでも近づくためのポイントはなにかありますか?

田原さん
アイテムの素材感に統一感があると、雰囲気としては近づくんじゃないかなと。この部屋はアイアンの質感を点在させることで雰囲気をひきしめているので、自分の目指すスタイル、そしてそこにマッチする素材を考えて当てこむだけでも、ぐっとおしゃれな雰囲気が出ると思いますね。

チトセ
自分の実現したい部屋のイメージから逆算して考えると。最初のコンセプト決めが肝となりそうです。

田原さん
そうですね。あとは大きめのグリーンが映えるように、家具の高さをおさえて構成したこともポイントです。サイズ感によって部屋に広がりが見えたりするので、大きな家具を買う際は参考にしてみてください。

4.あなたの部屋を、すこしでもよく見せるために。

チトセ
漠然とした質問ですが、「いい部屋!」って思われるにはどうしたらいいんでしょうか?

田原さん
「よく見せる」には、「どう見られたいか」をまず考えるべきですね。狭い部屋を広く見せたいのか、ごちゃごちゃした空間にしたいのか、自分の好きな空間にしたいのか…。それを考えると、部屋のアイテム選びをするにあたって、もっとやりやすくなると思います。

チトセ
ゴールを決めると自然と物選びも決まってくるっていうことですね。もっと手軽によく見せる方法はあるんでしょうか…(笑)?

田原さん
手軽によく見せるとしたらですか…(笑)、広い面(壁・床・天井)にアクセントがあると部屋がイキイキとしてくると思います。たとえばグリーンや花を配置してみたり、壁のアートを設置したり、天井照明を変えたりですね。好きな映画のインテリアをマネしてみるというのもお手軽で、かつ楽しく実践できていいと思いますね。

5.田原さんの私生活から、学ぶ。

チトセ
田原さんご自身が部屋で実践されているインテリアの工夫はありますか?

田原さん
根詰めて整頓はしないようにしています。本は読んだ場所に置きっ放しだし、CDやレコードも出しっぱなし(笑)。でも好きなものだったら意外と嫌悪感はありません。むしろ、嫌悪感を抱いた時が模様替えのときだと思ってます。他だと、行きたいイベントのフライヤーや美術館のポストカードを部屋に飾ってみたり。ちょっとしたウォールアートに使えるし、好きな作品も思いだせる。さらに目に見える位置にあるので、行きたいイベントに行きそびれないというメリットも(笑)。あとはなんでしょう、見える収納は色や柄、形やサイズを揃えて配置するようにしています。

6.最後に一言。

チトセ
最後に、これから模様替えする人に一言お願いします。

田原さん
模様替えは気分替え。息ぬき程度に衝動のままにやってみるといいのではないでしょうか。

チトセ
田原さん、ありがとうございました!

おしゃれな部屋に”住む”井上さんから学ぶ

次に紹介するのは、実際にリズムの物件に住む井上さん。

足を踏み入れた瞬間にわかる、”おしゃれな部屋”で生活する彼から、僕らの暮らしをより良くする秘訣を学ぼう。

井上さんの部屋から紹介するのは、4つの”エッセンス”だ。

1.自分の気に入ったものしか置かない、ということ

チトセ
入った瞬間に、”この家、おしゃれだな”と誰もが思うすてきな空間ですね…。こういった部屋にするために、井上さんが一番こだわっているポイントはどこでしょうか?

井上さん
とにかく、”自分の目に入るものが、自分の気に入っているものじゃないとイヤ”なので、その点はかなり徹底しています。細かいものでも全部”ここにあったらいいな”と思うものを置いていますね。でも、インテリアにこだわるようになったキッカケはこの部屋に住むようになってからです。リノベーションということで内装自体がこだわりの空間だったこともあり、こだわりを持っておしゃれな家具で揃えたい! という気持ちになりました。

チトセ
目に見えるものすべて、ですか。

井上さん
そうですね。家具・家電はもちろんですが、たとえばこのオーブンはバルミューダのものですが、音とライトが好きで買いました。

井上さん
あとは、冷蔵庫の中身にもこだわっています。

井上さん
もらったウィスキーボンボンを飾ってみたり。チョコは外装がきれいなものが多く、ついつい買ってしまいますね。アイスは一般的なコンビニだとなかなか面白いものがないので、わざわざナチュラルソーロンまで行って買います。

チトセ
なるほど、本当に目に見えるものはすべてなんですね。ここまでこだわれると気持ちがいい。

井上さん
そうですね。あとはこのティッシュも。セブンイレブンで売っているティッシュなんですけど、いいデザインで。蓋を剥がすとセブインレブンのロゴが消えるんです。そのいさぎよさも含めてかっこいいですよね。

2.気に入ったものを買う、ということ

チトセ
買いものをするときはこのお店で買う、と決めていますか?

井上さん
あえて決めないようにしています。欲しいものがあったら、1から100まで多くのブランドを見て、決められた予算のなかで自分が最高と思うものを買うようにしていますね。購入する場所自体はAmazonかZOZO TOWNが多いです。グリーン系はソルソパークのオンラインストアで購入することが多いかな。

チトセ
物を買う際の基準はなんでしょうか?

井上さん
最近は気に入るものがあれば、直感的に買うことも試しています。すこしし前までは一度寝かせてから、本当に必要かを思案して買っていたんですけど、それだと事前に考えた使い方しかしないんですよね。最近読んだ雑誌に触発されて、直感で気に入ったものをパッと買い、あとから使い方を考えるなんてことを今は楽しく試しています。

チトセ
その考え方で買ったものはありますか?

井上さん
たとえばこのチーズナイフはいい例です。見た目が気に入って買って、最初はインテリアの小物として置いていました。最近になって、このナイフもあることだしチーズでも買ってみるか! と思い立って。新たな趣味につながった、非常に良い”偶然”でしたね。自分の視野を広げるために、こういった買い方も面白いと思いました。

チトセ
気に入ったものを買って、そこから新たな趣味が始まる。そういう趣味の出会い方もすてきですね。

3.感覚を養う、ということ。

チトセ
この部屋には様々な家具が置いてあるのに、統一感があるのが不思議です。なにか特別に意識されていることはあるんでしょうか?

井上さん
もともと自然本来の色見が好きなので、その色で統一していることは1つあるかもしれません。グリーンだったり、この木だったり、この鹿の角だったり。ちなみにこの鹿の角はメルカリで買いました(笑)。

井上さん
コツや意識していることは、正直ないですね。昔からデザイン分野が好きで、多方面の雑誌を見ていたので、いつのまにか頭の中で配置や色合いがストックされていたこともあって、なんとなくの感覚でこうなったというのがリアルなところです。

チトセ
とすると、そういった経験に乏しいとこのようなおしゃれな部屋にするのは夢の話ということなんでしょうか…?

井上さん
それは違うと思います。マネできない、自分にしかできないのかというと、絶対そんなことはないですね。生まれつきでセンスを持っている人間なんていないはずで、好きで無意識に模倣しているものだと思います。だから、自分でおしゃれなインテリアショップのコーディネート画像を見てみたりして、まずはそれをマネをしてみるのがいいんじゃないかな。

4.好きでいることと、収納の総量を考えるということ

チトセ
この部屋をずっときれいに保つために、なにかされていますか?

井上さん
もともときれい好きで、掃除をすることがまったく苦じゃないという性格があるとは思うんですけど(笑)、ひまさえあればコロコロをかけたり、グラスを磨くことに楽しみを見いだしています。掃除自体を好きになることは大切じゃないかなと個人的には思いますね。”おしゃれな部屋に住むぞ!”という気持ちは大切だけど、その気持ちだけじゃ途中でくじける人もいると思う。

チトセ
好きでいることは大切ですよね。物が増えても部屋がゴチャつかないのには、なにかコツがいるんでしょうか?

井上さん
特に自分が心がけていることは、”物を増やさない”ことですね。物が増えると部屋が汚くなってしまうのは避けられないので。”これ以上は買わない、買うならなにかを捨てる”ということを意識しながら物を吟味して買うようにしています。

チトセ
なるほど…。最後に一言お願いします!

井上さん
今の家に住んでみて、いい部屋に住むならある程度は家賃を払ってもいいと思えました。それぐらい住む部屋の最初の条件は大切だなって。家賃はお給料の4割ぐらいまで使っていいと思うので、もともとが良い場所であることはもちろん、自分でコーディネートすることでもっともっとこだわりの部屋で暮らせるようになると、生活がどんどん豊かになっていくと思います。

チトセ
僕らも井上さんのような部屋を作り上げられるよう実践していきます! 本日はありがとうございました。

今までに飲んできたお酒のフタを、このように集めているとのこと。

いい部屋で、いい暮らし。

自分の部屋を満足いくものにしたら、生活ははるかに豊かになるはずだ。夏は暑いし冬は寒い。

春は花粉がすごいし、理由がない日は家から出たくない日だってあるはずさ。

だからこど、そんな日を楽しく過ごすために、部屋にこだわりを持ってみよう。

部屋の豊かさは心の豊かさ。心の豊かさは人生の豊かさって、誰かが言っていた。

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