“好き”をシェアすれば、もっと楽しい!

ここまで、シェアと一点モノの良さについて見てきた。

シェアは効率化といった合理的な面のみならず、他人と知識や経験を分かち合い、自分だけでは知り得なかったことまで知ることができる。

一方で、一点モノを持つというところでは、長年触れることでより自分だけのこだわりのあるものに育てていくという楽しさがある。

おたがいにおたがいの良さがあり、共に楽しく生きていくうえで欠かせない要素であることが分かった。

この2つの違いを捉えたうえで、ここ最近の流れとして、自分のこだわりのある好きをパブリックにシェアする流行りを感じる。

好きをSNS上に発信し、リアルイベントに落とし込んで、多くの人と直接シェアする。

Instagramで趣味や志向が似た人と繋がりやすくなったこと、またレンタルスペースのサービスが充実したことが相まって、個人ベースでイベントを開く門戸が広がってきた。

イベントを開けば、そこに必要になるのはメインを張るコンテンツ。ただ一方で忘れていけないのは、メインコンテンツをより輝かせるものとして周辺に位置する音楽やフード。

イベントで過ごす時間を長く楽しむために、この2つは必要となってくるものだろう。そして彼ら出店者自体も、イベントへの出店を通して自らの”好き”をシェアすることを楽しんでいるのは言うまでもない。

今回取材した4組は、本業があるなか、趣味や副業の形で土日に行われるイベントに出店している面々。

言ってしまえば、近しい人のみで”好き”をシェアすることを楽しめばいいのに、彼らはパブリックなイベントを通して、みんなに各々の”好き”をシェアしている。

そんな彼らに、”好き”をシェアするようになったきっかけや、シェアしているものへのこだわり、シェアしたことで得たこと、嬉しかったことなどを聞いてきた。

音楽キュレーター・ハロー


まず1組目は、チトセの8月のイベント「マクアケ」にて、楽曲を選定しプレイリストを作成してくれた、音楽キュレーターのハローさん。

彼は週に何回かInstagram上でおすすめの音楽紹介をしていて、僕たちに新しい音楽との出会いの場を提供している。

また、好きな曲を2つ伝えると、その志向にあったプレイリストを作成してプレゼントするという企画も定期的に開催中。

フォロワーと音楽というカテゴリのなかでシェアを楽しんでいる、そんなハローさんのシェアに対する考え方を聞いてみよう。

—なぜ、この活動を始めたんですか?

みんなが大好きな曲と、みんながまったく知らない曲の、点と点を線で結ぶようなことがしたくて始めた。

あるジャンルの音楽だけ聴くという”点”の音楽ではなくて、幅広いジャンルに耳を傾けて、そして自分好みの音楽を見つけていくという”線”の音楽をみんなに楽しんでほしくて。

—「マクアケ」でお世話になりましたが、他にもイベントには参加されてますか?

実は、イベントへの参加は「マクアケ」が最初だったんだよね。このイベントをきっかけとして、自分好みのプレイリストを作ってもらえることってみんなのニーズに強くあるんじゃないかと考えるようになった。

というのもストーリーズで「マクアケ」に参加した! と宣伝したところ、ありがたいことに、結婚式で流すプレイリストを考えてほしいという依頼が何件か来て。

今は本業があるので趣味の範疇で活動しているんだけど、ことプレイリストに関してはお金を払ってお願いしたいと言ってもらえているし、自分にそんな人生一番のハレの日の音楽を任せてもらえることに、可能性ややりがいをすごく感じてる。

—マクアケから新たな繋がりが生まれていたんですね。イベントをやって良かったと改めて思いました。この活動をする主なきっかけはなんだったんでしょう?

きっかけはいっぱいあるんだけど…、1つは、音楽市場において日本は海外に比べてCDの売り上げが減っているにも関わらず、ストリーミングサービスが伸びていない現状があったから。

この現状に対して、「好きな曲をいくらでも聴けるようになったのに、聴かないなんてもったいない!」と強く感じていた。

自分はなにより音楽が好きで幅広いジャンルの音楽を聴くから、自分がやることにそこまでの影響力があるとは思ってないけど、この音楽の知識をシェアすればすこしでも解決できるんじゃないかと思って。

1人のアーティストや特定の音楽ジャンルをずっと聴き続けるのも良いことだと思う。

だけど、僕のアカウントを見たことで、そのアーティストにハマってライブに行きました! なんてDMをいただいたこともあるから、そういった少数の人にでも影響を与えられたらラッキーだなという気持ちでやってる。

しょうがないところもあると思うけど、服の趣味や好きなもの、自分のキャラクターに音楽が寄った結果、同じジャンルの音楽ばかり聴いていることってすごく多いと思う。

「私はこういうタイプだから、こういう音楽を聴く」。でもそれってすごくもったいないなあと僕は思ってる。

たとえばリネンのナチュラルな洋服を着てリンネルの読者さんのような素敵な女性が、ゴリッゴリのブラックミュージックを聴いていたり、はたまた移動はスケボーでビックシルエットなストリート系の人が、ハンバートハンバート最高! って言ってる世界があってもいいんじゃない? ってね。

—なるほど。今って雑誌がより細分化されていたり、SNSもアルゴリズムの影響で「自分が好きなもの、いままで好きだったもの」のみばかりがフィードにもレコメンドにも流れてくる、そんなタコツボ化された世界ですよね。それってある意味で新しい刺激がない、既存の快楽のなかで生きることを余儀なくされているような。そんな仰々しい話ではないとは思うものの、音楽というジャンルにおいて、少しななめ上というか、いままでの自分にはなかった心地よい違和感を感じさせるような、その勘所のセンスが評価されているんじゃないかって。

今、アイドルソングからレゲエまであらゆる音楽を紹介しているんだけど、僕自身もともとは音楽大学の作曲学科を卒業してるんだよね。

実はクラシックを勉強してきていて、その分野に一番詳しいんだ。だけど、クラシックは紹介したことがない。

なぜなら、興味を持つのが難しいジャンルだから。学生時代に経験をしてきた方であっても、今は聴いていないなんてこともよくある。

今はまだそこまでの影響力がないことを分かってるから、ニーズがあるものをほどよく取り入れながら紹介していて。

だけどもしこのままこの活動を続けていくなかで、影響力をもっと持つことができたら、自分の原点といえる音楽をどんどん発信していきたいと思ってる。

チトセの読者の方の中で、休日にクラシックのコンサートを聴きに行ってみました! なんて方が出てきたらすごく嬉しい!

そのための種まきとしてやっている部分はあるかな。

—音楽をシェアして楽しんでもらう側面だけじゃなくて、自分のこだわりや今後していきたいことにも繋がっているんですね。

おこがましい話だけど、音楽ライターと比べたら僕は特段音楽に詳しいわけじゃない。

だからこそ自分の強みはなんだろうと考えたときに、多様なジャンルの音楽の良いところを見つけて、その1つの楽曲を知らない人に向けて、優しい言葉で説明できることだと思うんだ。

だから心がけていることは、難しい言葉や専門的な用語を使わないことだし、徹底しているのはアーティストの批判を書かないこと。

—やりたいこととできることのバランスを考えて、ただ紹介するだけでなくどうしたらみんなに楽しんでもらえるか、そんなとこまで考えているんですね。これから先、やっていきたいことはありますか?

いろんなイベントにでて、プレイリストを通してもっともっといろんな人に新しい音楽との出会いの場を作っていきたいかな!

音楽の知識や経験をもとに、あらゆる人に対して新しい音楽との出会いの場をシェアしているハローさん。

SNS上での活動が広がっていくことで、多くの人に音楽のさまざまな魅力が届けられていく。

ハローさん自身もこの活動を続けてきたことでイベントでの選曲を依頼されるようになるなど、自分の世界が広がっている様だ。

ハローさんのInstagramはこちらから。

やんちゃカリー

続いて2組目は、「やんちゃカリー」を主宰しているレイさん。普段は会社員をしながら、休日は自らが大好きなスパイスカレーを、イベント・フェスを軸に様々な場所でふるまっている。

—普段、やんちゃカリーがどのような形で出展されているのかを教えてください。

頻度は月に2〜3回くらい。出展先としては、繋がりのある飲食店や野外の音楽フェス、ライブハウスとか、音楽のある場所かな。

—平日は会社員をしながら、各地でカレーをふるまわれていますよね。もともとの繋がりがあって出展していることが多いんですか?

イベントに出店して、そこにいる人に食べてもらって、その場で繋がってまた違うイベントで出店する、そんな新しい出会いがあったりするかな。

—繋がりがあったところだけじゃなくて、そこから生まれる繋がりも大切にしているんですね。もともとカレーが好きで、ご自身で作られていたんですか?

大学時代からカレーは日常的に食べてて、ふと自分でも作れるんじゃないかなと思って作り始めた。スパイスも揃えてね。

それからふとしたきっかけで、友達にふるまうようになって。反応が良くて、「これ店のレベルやん!」なんて嬉しい反応をもらって、すごい嬉しかったんだよ。

そしたら近所のカフェで、「フードで出してみないか」と声をかけてもらって、週末だけふるまうようになって。そうやって活動をSNSであげていたら、じゃあうちでもやらない? と声をかけてもらって繋がって。

出店をすることで次々と繋がりが生まれて、さらなる出店の機会に恵まれて。イベントを開いている方だったり、共通の友人がいる方だったり。

知り合いの知り合いって馬の合う人が多くて、とんとん拍子に話が進んでいったね。

—今、続けてきてよかったこと、嬉しかったこと、振り返ってみて思うことはありますか?

2つある。1つは、人と人の繋がりは財産であると気づいたこと。もう1つは本業がウェブ関係だからなのかもしれないけど、仕事を通して人から直接喜ばれる体験かな。

ダイレクトに反応してもらえること、直に「おいしかったです!、また来ます!」と食べてくれる人の喜んでいる姿を見届けて、その温度感を受けとれるという点は、本当にやっていてよかったなと思う!

_もともとカレーが好きで、ご自身でスパイスにこだわってカレーを作られていた。作ったカレーを他人に食べてもらい、新たなコミュニケーションが生まれて、また新たな人と出会う機会に繋がっていく。バランスよくやりたいことを楽しんでいる様子だ。

—1年半活動してきて、ゆくゆくは自分のお店を店舗で持ちたいという気持ちはありますか?

ないかな。なんでかっていうと、お店をやるとなると利益に目を向けなければいけない。

今は正直、自分が使いたい食材を使って、利益を度外視したカレーを作ることも出来るし、売れなくてもあくまで楽しむことを第一優先して進められる点が大きいから。

だからこそ楽しめてやれていると感じてる。自分がもっとも楽しいと感じられる、そんなポイントを見つけて今は活動しているかな。

_レイさんは、カレーへのこだわりとそこから広がっていく他人とのコミュニケーションをあくまで第一と捉えているようだ。ふるまうという形でのシェアを通して、自分の好きな人と繋がっていくことを楽しんでいる様子。うまくバランスが保てていると本人も感じながら出来ているところに、楽しさや喜びが宿っている。

—今後はどのように活動していこうと思ってますか?

僕はもともとフェスが好きで、「フェスでご飯出せば無料で観れるしいいやん!」って気持ちもあって(笑)、だから徐々に運営側に回っていけたらと思ってる。

今後はカレーを起点にして、さらに活動の域を広げていきたいな。

大好きなカレーへのこだわりをさらに追求していきたいといった気持ち、そしてイベントでシェアしていくことで生まれる他人との直接的な繋がり。

ご自身が住まわれている「逗子」という場を絡めながら、イベント運営にも挑戦していく。そんな精力的な活動を行っていくレイさんから目が離せないね。

やんちゃカリーのInstagramはこちらから。

流しのビリヤニ

3組目は、普段は建築企画事務所に勤める流しのビリヤニさん。プライベートで、インドやパキスタンで食べられているスパイスの炊き込みご飯「ビリヤニ」の炊き出し活動を行っている。

さらに、某カルチャー誌にも定期的に寄稿していたり、多彩な活動で知られている。

—ビリヤニって珍しいですよね…。どんなきっかけがあったんですか?

もともと叔母がパキスタン人の方と結婚していて、小学校1年生のとき、そのパキスタン人の方が作ってくれたビリヤニがおいしくて忘れられなかったんだ。

日本にお店もそんなにないから、叔母から学んだり、料理教室に通って作り始めた。ビリヤニって1回で1人分じゃなくて結構な量が作れるので、それならいろんな人に試食してもらおうと。

そしたら友達のバーで「出してよ!」と言われて、ふるまってみたら、思ったより好評をいただけたのが始まり。

—なるほど。イベントにはよくでられてるんですか?

なんやかんやででてるかな。イベントもそうだけど、最初はバーでだしていた。

—1つ疑問なのが、たとえばビリヤニやってます、バーでふるまってますと言っても、その場所だけで留まって外には広がらない気がするんです。どのように広がっていったんでしょう?

自分がビリヤニを出店するときは、自分からはお客さんを呼ばない。「そこに行くから、その場に来た人たちに知ってもらえる」というスタンスで活動している。

自分で呼びかけると内輪なイベントになってしまってあまり広がっていかないと考えていて、だから自分からは基本的に呼びかけない。

なのでイベントに出店して、そこにいる人たちに知ってもらって、また次のイベントに繋げていくことを意識してる。そうやって広がっていってるかな。

_流しのビリヤニさんの活動に対するスタンスにはしっかりとした信念があった。知人から知人へと広がっていくシェアの過程もあるけど、あくまで内輪の場にはせず、単純に興味を持ってくれた人に対してふるまっていく姿勢がいさぎよく、クールだ。

—そうしてビリヤニの活動をしてきて、一番楽しかったり、この活動って良いなと思った瞬間はありましたか?

呼んでもらえることが嬉しいというか、なんかこう、じわりじわりと流しのビリヤニが広まっていく感じが面白いなと思う。

今、本業で建築企画事務所に勤めているんだけど、1つの場所をどのように使うかを考える企画運営の仕事をしてる。

そのなかで、0から10まで自分の目で全部見れたら、きっと楽しいだろうなという想いがあって。

最後の最後にコンテンツの部分がないと感じていた。そこを満たすものとしてもビリヤニがあるのかなと。

—本業と副業がうまくリンクしているというか、流しのビリヤニさんは今までやってきたことがすべてハマっている感覚があります。

常に新しい要素を得ながら、遊びに来てくれた人たちを楽しませたい気持ちで仕事を選んでいるから、そんな空間を作ることはやりたいことの1つ。

なので、どうコンテンツとしてアプローチしていくの? という点でビリヤニが存在している。決してビリヤニを売りたい! というわけではないかな。

—ではあえて聞きますが、ビリヤニに対してのこだわりはありますか?

2つあって、1つはさきほども伝えた「誘っていただいてはじめて出店する」ということと、もう1つは「ローカルに迎合しない」ということ。

—迎合しない。その心は?

カレーって、ローカル感をだした方が良さそうに見える。でも僕はそんなにインドやパキスタンが大好きなわけじゃなくて。

叔母やパキスタン人の旦那さんが作ったビリヤニがおいしかった、ただそれだけなので、変にローカル感を出すのは違うなって思う。それは意識しているかな。

レシピに関しては我流で、現在進行形でイベントのたびに常に改良を重ねてる。だから次のイベントではもっとおいしくなっているはず。

_飽くなき追求心に加えて、もっと多くの人に喜んでもらいたいという気持ちをもとに進化を続けるビリヤニ。その想いが本業とリンクし、おたがいに相乗効果を生みだしている。

—お店をだしたいなど、今後の展望はありますか?

自分でお店をやっていくことは考えていない。あくまで誘っていただいたイベントや飲食店でふるまっていくスタイルで。

規模感でいうと、今お誘いいただいているイベントの規模が比較的大きいものにスケールアップしてきている感覚はあるので、これからさらにこの活動は頑張っていきたいと思ってるかな。

常に新しい要素を得ながら、遊びに来た人たちを楽しませたいという気持ちで仕事に取り組んでいる流しのビリヤニさん。

本業の建築で空間作りに携わり、さらに幼少の頃から触れてきたビリヤニを我流にアレンジして、コンテンツとしてシェアする。

いままでの人生経験を存分にシェアすることで、自らの分身である流しのビリヤニが新しい世界に広がっていく様を楽しんでいるようだ。

流しのビリヤニさんのInstagramはこちらから。

DOUHUA SUPPLY

最後の4組目は、ご夫婦でシェアを楽しんでいるDOUHUA SUPPLYさん。

最近になり日本でも徐々に見られるようになった台湾スイーツである、「豆花(トウファ)」をケータリング形式で提供してくれているお2人だ。

—まずは、どういった経緯で始められたんでしょう?

銀座で台湾の食文化に関するポップアップイベントがやっていて、そこで初めて食べて、おいしいな、日本にない感じだけどこれは女子ウケしそうだなと。あっさりしていてヘルシーだし。

友達とお花見をしたときに、試しにふるまってみようじゃないかと持っていったところ、思いのほか好評でおかわりしてくれる人もいて。

その場に参加してた人に、イベントで出してみない? と誘ってもらって、それでイベントに出店するようになったかな。

最初はおいしかったから作ってみよう! という程度だったんだけど、そのイベントから徐々に広がって、今は月1回ペースでイベントに出店してる。

—いままでイベントに何回か出店してきて、一番嬉しかったこと、楽しかったことはありますか?

発信する目線でいうと、「Instagramで見ていて、ずっと食べたかったんですよね!」と言ってくれた人がいるときはすごい嬉しかった。

作り手としては、買っていただいて、「おいしい」と一言言ってくれる、その喜びに尽きるかな。

毎回、おいしいと思ってもらえるかな? 大丈夫かな? と不安にも正直なったりするんだけど、そのなかでちゃんと売れて、おいしいと言ってもらえると、本当にただただ嬉しい。その言葉のためにやっている感覚。

—豆花の活動を、今後どうしていきたいという目標はありますか?

豆花をまずはいろんな人に知ってもらうこと、そのうえで食べていただくこと。

お店には興味がなかったら行かないけど、今参加させていただいているようなイベントだったら、そのイベントを入り口に見てもらうことだけはできるから。

そのうえで、人に食べ物をふるまう良さというか、”食を誰かに届けること”が僕らのやりたいこと。

今は豆花を軸にやっているけど、台湾の別のフードを提供したり、ご飯ものだったり、どんどんできることを広げていきたいという気持ちがある。

本業では仕事を受けて、企画を練って、クライアントに提出してというクライアントワークをやっているから、反対に豆花の活動を通して得られるような、自ら企画をして、お客さんに直接自分たちの作ったものを届けていく、そんな本業とは異なるアプローチの経験を今後も続けていきたいかな。

—今後、お店を出す可能性はあるんですか?

うーん。店をだすことが飲食をやるうえで必ずしも必要なことなのかなと思ってる。

ケータリングとか間借りとか、最近はいろんな形態が出てきているなかで、店をだすことが1つの選択肢ではあるけれども、必要なことではないと思う。

これから豆花に限らず料理の幅を広げていくときに、お店にとらわれない方が柔軟にやっていけるのかなと。豆花はケータリングだとよそって盛りつけてだしやすいことが大きなメリットだからね。

次にだす料理が火を使うものなら、また別の業態でもいいかもしれない。それこそ店舗としてだすことがベターかもしれないし。ただ必ずしも、1つのやり方が正攻法ではないかなと。

お店をだす、ださないといった話よりは、自分たちの提供するものに適しているかどうか、よりお客さんに喜んでもらえる形はなにかが大事と思っているかな。

ひょんなきっかけから台湾スイーツ、豆花を提供することになったお2人。イベントに出店する形で、2人の”好き”をシェアしているようだ。

何を出すか、どういう形で出すかにとらわれるのではなく、シンプルに食べてくれる人と”おいしい”という感情をシェアする。今の時代は、きっとそれがしやすいんだろうな。

DOUHUA SUPPLYさんのInstagramはこちらから。

好き×シェア=?

これまで4組に話を聞いてきた。彼らは”好き”をパブリックにシェアした結果、偶然とも言えるきっかけを通じて多方面に自分の世界が広がった。

その過程でシェアの魅力に気づき、リアルなコミュニケーションを通してさらに繋がりを作っているようだ。

彼らのように自分の”好き”をパブリックにシェアすることって、考えてみたら規模は違えどみんなしていることだったりするんじゃないだろうか。

自分のこだわっていること、好きなことをSNSにあげたり、友達との話題にあげたり。

誰かとこれがカッコいい! これがかわいい! って、好きなことを共感できるのって本当に尊くて幸せなことだ。

シェアによってどんなものが生まれていくのだろう? なんてまずは物思いに耽ってみるのもいい。

好きをシェアすれば、もっと人生は楽しくなっていくはずだ!

2019-11-09|
チトセSNS更新中!
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