話題のサスティナブルなコンセプトショップ「ファーストハンド」が伝えたいことって?

フリークスストアなどを展開するデイトナ・インターナショナルは10月13日(日)、東京・南青山の骨董通りに”サスティナビリティ”を意識した商品を取り揃える世界初のコンセプトストア、『Firsthand』(ファーストハンド)をオープン。

オリジナルブランドのほか、「ステラ マッカートニー」、「ニート」、以前チトセでも紹介した「ハコミドリ」などのブランドを取り揃えている。

サスティナビリティって?

そもそも気になるのがこの”サスティナビリティ”という言葉。辞書を引いてみると、「環境・社会・経済を持続可能なものにしていくこと」で、経済を発達させつつ、地球を守っていこうとする取り組みなどで使われる言葉らしい。

ファッション業界での取り組みとしては、環境に優しい素材で作られる服を開発したり、製品ができるまでのサプライチェーンを見直すことが主だった取り組みとのこと。

それじゃあ、世界初のサスティナビリティに特化したショップであるファーストハンドはどんな取り組みをしているんだろう。服を選ぶならそういった視点も取りいれて一度考えてみたい。

気になった僕らは、ファーストハンドの方にその想いを直接聞いてきた。

ファーストハンドにインタビュー

—ファーストハンドはサスティナビリティを意識したお店と伺いましたが、具体的にどのようなコンセプトショップなんでしょうか?

ファーストハンドではサスティナビリティを軸に、他では体感する事のできない空間を演出しています。単なる環境配慮の慈善団体ではなく、世界に通用するコンセプト型セレクトショップになります。

—実は僕自身、この言葉の意味をしっかりと理解しておらず…。お客様のなかにも、正しく理解していない方も少なからずいるんじゃないかと。

そうかもしれません。たしかにサスティナビリティという言葉自体はむずかしく聞こえますが、生活の中で身近に存在するものに関連する言葉です。

たとえば、ペットボトルから生まれた商品や、衣類のリメイクの商品が体現しているような”モノの循環”といったところから、サスティナビリティを感じてていただけると思います。

まずは、店頭に並ぶ多くの商品からその意味を手にとって直に感じてみてほしいです。

—お取り扱いをする商品のなかでも、特におすすめしたいブランドを数点教えてください。

ファーストハンドのプロジェクトアドバイザーも務める、大久保鉄三氏が手掛けるリメイクブランド、「ア ラブ ムーブメント」ですね。

リメイクのカシミヤのジャージが定番のアイテムで、穴が開いてもそこにワッペンをつけることにより長く着続けられるように提案しています。

アメリカを中心に世界的人気を誇るブランドで、今回初めての日本国内常設店舗となります。

「パンガイア」もイチオシです。アメリカのサスティナブルブランドとして、オーガニックコットンを使用したTシャツや、ドライフラワーを中綿に使用したダウンジャケットを展開しています。

Tシャツにはペパーミントオイル加工をほどこし、汚れにくくすることで洗濯の回数を減らし、節水を促しています。

ファーストハンドオリジナルアイテムの製作においても、リサイクル素材を多用していて、国内外の有数のアーティストの作品をデザインとして使用したアイテムもご用意しています。

—オリジナルアイテムも素敵です。アイテムとは別で、ファーストハンドのお店自体が意識しているサスティナビリティに対しての工夫はありますか?

ショッパーには、石灰石から作られるLIMIXという素材の成分を使用しています。

また、ウォーターサーバーで水を提供する際に使用するカップにもリサイクル素材を採用しており、店舗で使用する電力も「みんな電力」の協力により、自然エネルギーに切り替える準備を進めています。

100%ではないものの、これからできる限りのサスティナビリティを実現していきます。

—お店の入り口にある大きなケースで育ているものは?

こちらはホワイトセージといって、当店の入り口で育てている天然のハーブになります。燃やすことで空気が浄化され、ヒーリング効果のある香りを出します。

—ファーストハンドを通して社会に伝えたいことはなんでしょうか?

“Fashion-Sustainable-Art”です。

つまりは、環境問題に対してクリエイティブさを忘れずに今できることをファッショナブルに体現することで、環境問題の実情や課題といったものが身近にあるということを伝えたいです。

—最後に。ファーストハンドでお買い物されるお客様に向けて、これからの時代どのようにファッションを楽しむべきか、ご意見をお聞かせください。

深刻な環境問題が懸念されている世の中で一番大切なことは、一着の洋服にしっかりと価値を感じてボロボロになるまで使うことです。

そしてその次に、再利用、再生利用の選択肢があるということを知っていただきたい。

買って、使用して、捨てるというだけで終わらないファッションの仕組みを、ファーストハンドを通して体いっぱいに楽しんでいただきたいと考えています。

暮らしの身近にサスティナビリティを。

ファッションのトレンドで、サスティナビリティという言葉を耳にすることがより多くなってくる。地球に住んでいる以上、自分には関係のないことだとは言えない。

かといって、地球規模の話となるとなかなか考えるのが難しい。それもまた実情なんじゃないかな。

インタビューのなかでも語られていたけど、『一着の洋服にしっかりと価値を感じてボロボロになるまで使うこと。』、このことをまず一度考える必要があると思う。

あなたもファーストハンドに訪れて、一着に価値を感じられるアイテムに出会ってみてはどうだろう。

ファッションや暮らしを愛するなら、なおさらね。

店舗紹介

First hand

住所:東京都港区南青山5-4-27

営業時間:12:00〜20:00

Instaglam:@firsthand_official

2019-11-08|
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