【味のプロムナード vol.1】グルメ女子が熱愛する味。

こんにちは。味のプロムナード(=味の散歩道)へようこそ。

どこに行くにしても、誰と会うにしても、必ずしもついてくるもの。それが食事だと思う。

それを悩ましく思う者もいれば、嬉々としてその事実を受け入れる者もいる。

私は確実に後者で、人間に必要なのは1日3食という常識が存在するこの時代に生まれてよかった、と心からそう思っている。

だからこそ、もっと食に狂ってる人の足で稼いだコアな味を知りたい。常日頃から味のプロムナードを歩く人々の味はどんな味なんだろうと興味が湧く。

このジャーナルは、そんな食の玄人が発見したコアな味だけを集合させ紹介する、まさに味のプロムナードだ。

テレビや雑誌でたびたび取りあげられる話題のお店やSNSで人気なグルメ。

それらは簡単に目に触れることが出来るけど、そのお店に少しでも違和感を持っている方には、この味のプロムナードに出会ってほしい。

きっと見たことのない未知の店と食への興味が沸々と湧き出てくるはず。

今回はそんな味のプロムナードの第1弾にふさわしく、私が気になっている食の玄人たちに “今夢中になっている熱愛グルメ” を自由に語ってもらった。

1. 棚ログ

三度の飯より酒が好き。メインアカウントの他にも飲酒倶楽部、カレー倶楽部、餃子倶楽部と複数のグルメアカウントを運営する食の玄人。

その一方で、アート展を紹介するアート倶楽部を運営したり、食に関するデザインやタイポグラフィを練習中。その素顔は週7で外食をする、24歳恵比寿OL。

Instagram:@log___log___log

こづち at 恵比寿

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こづちに来る人はもりもり食べる。”もりもり” という言葉がしっくりくるくらいたくさんしっかり食べる。

お酒を片手に昼飲みしているおじちゃん、慌しく箸を口に運ぶサラリーマン、上司の愚痴をこそこそ話すOLさん、年齢や性別関係なしにもりもり食べる人がこづちには集まる。

メニューは、定食、カレー、やきそば、アジフライ、コロッケなど、1日の活力をランチに委ねているあらゆる働き者たちに優しいラインナップ。

食べたいものを選び放題なうえに、値段からイメージした3倍くらいの量が出てくるんだから、腹ペコの人に百点満点のお店だ。

だからいつも店の前は行列。恵比寿に唯一生き残っている貴重な街の食堂として愛されている。

いつもここで食べるのがハムエッグ。もりもりキャベツにポテサラ、ハムに目玉焼きがのった実家の朝食で出てくるような簡易的なメニュー。なのにうまい。とてつもなく沁みる。そして腹持ちもいい。

(最初に来たときは欲張ってハムエッグにアジフライにと色々頼んでしまったが、午後の仕事のことを考えるとハムエッグに小ごはんくらいでちょうどいい)

私と違って大体の客は、午後に向けて栄養を蓄えるかのようにもりもり食べる。コの字型のカウンターの中でもりもり働く人を眺めながら食べる。

店の雰囲気的にも「うまい!」と叫ぶような感じではないけれど、確実にみんな心の中で「うまい…」とつぶやいている。

年季の入った店構えからは想像できない味がそこにあるからだ。

もりもり食べたいとき、もりもり食べれなくてももりもり食べる人を眺めたいとき、もりもり働く人から元気をもらいたいとき、ぜひ訪れてほしいのがここ、こづち。

肩を寄せ合って食べる人、せっせと手際よく働く人を眺めれば、なんだかとても人間らしくて、とっても愛おしい気持ちになって、午後の仕事も心なしか頑張れるのである。

電話番号:03-3444-3763
※営業時間や定休日などは直接店舗への確認をお願いします。

2. リコ

浅草生まれ浅草育ち。東京の下町に潜むディープなお店をストックしている食の玄人。

普段書店員として働いている彼女には、彼女にしか書けない文章の味がある。食への愛が詰まったZINEは4冊にも及び、読み応えがたっぷり。

Instagram:@___8999___

龍水楼 at 神田

 

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予約困難な中国料理屋さんにお誘いをうけて行ってきた。ろくに事前情報も入れず駆け足でお店に向かったら、すでに真っ赤な円卓に前菜4品が出ていて、もう戦いは始まっていた。

お母さんに早く食べてと急かされながら、堂々と出てきたのは1匹のスッポン。店主さんが説明しながら砕いてくれたけどゆっくり味わう暇もないまま、次はメインのシュワンヤンロウ(子羊のしゃぶしゃぶ)が出てきた。

生ラムは1人4皿、お母さんのサーブが早すぎてしゃぶしゃぶが追いつかないけど、円卓にずらっと並んだ薬味をブレンドして作るタレがたまらなくうまい。

野菜や麺もお店のタイミングで投入するので、ただひたすらに私たちは食べる。店主さんの饒舌な料理の説明を聞きながら、本日の主役サンプチャン(三不粘)がついに登場。

一生ともに生きていきたい食感…! 最後の杏仁豆腐には、店主さんが拾ってきた金木犀が添えてあって完全にやられた。怒涛の1時間半。

息つく時間もないままに放心状態で店を後にした台風前夜の話。

公式サイト:ryusuirou.gourmet.coocan.jp
※営業時間や定休日などは上記公式サイトの参照をお願いします。

3. うどん

コンクリ壁の部屋に住むお洒落ガール。ビストロとカフェとファッションがだいすき。ビストロは彼氏でぎょうざは親友なのだとか。

食への興味が深すぎて、最近はハーブやスパイスを使った #bistroudon に友人を招待してしまう食の玄人。

まいにちOL、たまにシェフ、たまに著者ウ・ドンという3つの顔をもった港区OL24歳。

Instagram:@udonstagram

meuglement at 西永福

 

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ウ・ドンは気合いをいれて西永福におりたった。

「永遠の福…しあわせいっぱいかよ、」なんてこじらせながら、グルモン(グルメモンスター)トレーナーの中でも最強の肉タイプ使い “ムーグルモン” の勝負をうけにきた。

ここだけの話、ステーキはあまりスキではない。なんならつけ合わせのポテトの方がスキだ。そんなテンションでエレゾの短角牛から “必殺ザブトンの揚げ焼き” の攻撃をうけた。

必死にナイフを入れようとしたら、スルスルとナイフが滑り、1.2.3で切れてしまう。口に入れた瞬間カリッからのじゅわ〜で “うまみグルモン” が口の中をどんどん侵食していく(イメージはかびるんるん)。

「うまみグルモンの大行進じゃん…塩なしでもおいしい…参りました」とポツリとつぶやき、ステーキのおいしさを大更新。

独身OL24歳は、シンプルisベストの意味をはじめて体感した。帰り道「西永福にサヨナラバイバイ♪」とるんるんるんな、しあわせいっぱいの夜。

Instagram:@le_meuglement
※営業時間や定休日などは上記Instagramの参照をお願いします。

4. ふうこ

横浜うまれ横浜育ちのカフェ巡りがだいすきなレトロガール。今まで訪れたカフェは500軒以上に及ぶという食の玄人。

某おでかけメディアでバイトをし常にアンテナを張っているため、メジャーからコアまでカフェのことならお任せあれな22歳の大学生。

Instagram:@fuuko.__

MACHILDA at 初台

 

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今日はすごく疲れた。肌寒い秋の夜のホームで電車が止まって、周囲が騒がしい。いつもの頭痛が顔を出してきている。こうなったら外に出て、滅多に来ない初台を思いっきり楽しんでやろう。

そうして出会ったのが、カウンター7席のワインとおつまみの店『MACHILDA』(マチルダ)。駅近なのに人気を感じない暗い路地から、ポツリと光が洩れていて足をとめた。

黒板には「13:00~19:00 日曜喫茶」の文字。時刻は18:15。偶然の日曜日で、甘いものを欲している私。

正直かなり入りづらい雰囲気にドキドキしながらドアを開けると、中には丸メガネにヒゲがお似合いなお兄さんがひとり。

宣言通り7席カウンターのみの極狭な店内には先客なし。若干の間の後、照れ笑いと会釈を済ませ、林檎柄のカウンターの端っこを取る。

第一声は「コーヒー、すっきりですか? それとも、しっかりですか?」「あまり詳しくないんですが、ケーキに合わせて決めてもらっても?」「もちろん。」

この後に続くポツポツした会話も、結局頼んだカシスと栗のケーキも、あまりよくは覚えていないけど、私はその夜すごく「すっきり」と家路に着けた。

あれはきっとコーヒーのおかげだけじゃない。マチルダの雰囲気とあのお兄さんのリズム良い話し方と、おいしいスイーツが相まった日だからだ。

Instagram:@winemachilda
※営業時間や定休日などは上記Instagramの参照をお願いします。

4人の共通点って?

4人の文章を全部読んでくれたあなたにはわかると思う。それぞれ違う個性を持った文に、異なるジャンルのコアなお店。

好きなお店や表現の仕方は違えど、私たちには共通項がある。飲食店は味覚に訴えるためだけのものだけじゃない。

そのお店の食べ物と一緒に店の雰囲気、時間、場所、会話、そのときの自分の状況まですべてを味わっているというところだ。

そのすべてがマッチする店に出会えるのは、常に味の散歩を続ける者だからだ。

今回のシリーズをGoogle Mapにまとめていくよ。ぜひ保存してお店を決めるときの参考にしてみてね!

味のプロムナード|グルメ女子たちのおすすめ飲食店

 

記事の創り手について

うどん – 取材・執筆

主にグルメ記事を執筆しています。興味の幅が広く、気になる場所には足を運ぶのがモットー。そのためのコーデを考えるのもスキで、頭の中はお出かけでいっぱい。リアルでワクワクする情報を、独自の感性と言葉選びでお届けします!

Instagram:@udonstagram

シミズ シュン – 編集

チトセの代表と編集長、カメラマンを務めています。”僕らが楽しく生きるために” をテーマに、親しい友人から話を聞いているような、そんな等身大のメディアを目指して。「楽しいから楽しむのではない。楽しむから、楽しいのだ。」という言葉を大切にして、日々を生きています。

Instagram:@shun_booooy

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2019-12-21|
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