作家という仕事。

ブロックハウスでギャラリーオーナーさんとお話ししているなかで、実際に絵を購入される方は、ギャラリーで作家さんの人柄に触れ、なにかしらの「縁」を感じることが多いと聞いた。

そう聞くと気になるのは、作家の彼らがどんな想いで作品を制作しているのか。

だけど、今日初めてギャラリーを訪れたアユムが在廊中の作家さんにいろいろとお話を聞くのは少しハードルが高い。

そう考えた僕らチトセは、多方面で活躍されている3人のイラストレーターの友達を呼ぶことに。

直接作家さんとお話しした方が、作家が生みだす作品だけでなく、作家本人との関わりが生まれることでギャラリーへの親近感も湧きやすいはずだ。

作家紹介

今回は、チトセが気になる若手イラストレーター、飯田梓(イイダアズサ)さん、オザキエミさん、町田ヒロチカ(マチダ)さんに集まってもらった。

各々がイラストレーターとして活躍しているなかで、ギャラリーに対するそれぞれの想いや、作家という仕事について余すことなく語り合った。

飯田梓

1991年生まれ。2016年に初個展を開催して以来、人とファッションをテーマにしながら、様々の表現技法で展示を行っている。

CDジャケットや雑誌、カタログなどのイラストレーションやファッションブランドとのコラボレーションを行っている。

インスタグラム @azusa_iida_illustration

オザキエミ

1991年生まれ。広島県出身。多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業後、デザイン事務所での勤務を経てイラストレーターとして独立。

ポップでストレンジなキャラクターたちが織りなす、ユーモアのある世界観を描く。現在幅広い媒体とジャンルで東京を中心に活動中。

インスタグラム @gggggw

町田ヒロチカ

1992年生まれ。東京スカパラダイスオーケストラ、YOGEE NEW WAVESなどのメジャーバンドやインディーズ、 『HOSTESS CLUB WEEKENDER』などのイベントのアートワーク、グッズのディレクションを行う。

その他、自身の活動としてキャラクター漫画、スタンプ制作、アパレルブランド『ARTY TULACOS』も手掛ける。雑誌、書籍の挿絵なども担当。

インスタグラム @hirochikamachida

ギャラリーにて。

アユム
アユム
今回はよろしくお願いします。3人はもともと面識はあるのですか?
町田さんとは初対面です。年齢も近そうですね。
オザキさん
オザキさん
町田さん
町田さん
僕は飯田さん、オザキさんの1個下です。
それならジェネレーションギャップもなさそうね(笑)。
オザキさん
オザキさん
飯田さん
飯田さん
そうね~、徐々に敬語も減らしていこう(笑)!

それぞれの作風は?

オザキさん
オザキさん
人からはポップやシュールといった言葉で世界観を評価されることが多いんですけど、私としては、小ネタを入れたアイデアのある情景を作り上げたいと考えています。この絵は、絵を展示する場所がコーヒー屋だったので、コーヒー豆を運んでいるときに後ろのトランクが燃えちゃって、深煎り豆になってしまったというコーヒーネタを盛り込んでますね(笑)。

オザキさん
オザキさん
これは潜水艦の中から第3者が見ているような設定なんですけど、ギャンブル好きな魚が新聞を片手にタバコを蒸しながら、「俺は賭けに負けた」って周りの仲間に言うんです。映画のワンシーンのように、絵の中にストーリーもありつつ、小ネタを挟んでいく、そういった絵に表すストーリーを考える時間が楽しくて。パッと見ても可愛いし、見れば見るほど味が出る。スルメみたいな発見がある作品づくりを心掛けています。
僕もオザキさんがおっしゃったことと似ていて、元ネタがあって、絵を見てクスッと笑える作品作りを心掛けています。 僕の絵には「坊や」と「オレンジの怪物」、「犬のレコードショップの店員」、「スケートボード犬」っていう4人組のキャラクターがいるんですけど、彼らを映画の中に登場させたら面白いんじゃないかって思って。これは『ストレンジャーシングス』でデモゴルゴンを倒すシーンを坊やが演じていたり、こちらは『ワンスアポンアタイムインハリウッド』でブラピとデカプリオが車で一緒に…。
町田さん
町田さん

オザキさん
オザキさん
私もさっきのコーヒーの絵のインスピレーションがそう(笑)! 車がとってもカッコよかったんだよね~。
すごい、元ネタが同じだったんだ(笑)!
飯田さん
飯田さん

町田さん
町田さん
うわあ、すごい嬉しい。オザキさんハリウッドって書いてるし(笑)! でもこういう雰囲気で、生活の一部にあってもクスッと笑ってもらえる作品を届けようと思ってます。
私は絵が飾られる環境を含めて自分の表現だと思っています。これは会場がコンクリートと白壁でクリーンな場所だったことと、アパレルブランドさんとのイベントということを意識した作品で、「in the box」というテーマで展示をしました。
飯田さん
飯田さん

飯田さん
飯田さん
この作品ではファーのコートやスカーフなど洋服の生地を実際に入れこみ、ファッション性を表現に含めました。でもこれが自分のスタイルと決まっている訳ではなく、それこそここルモンドさんで個展をやらせていただいた際には、会場の暖かい雰囲気に合わせて版画での表現に挑戦してみました。ファッションや人という共通のテーマはありつつ、表現方法を場所によって変えてみるということが自分のスタイルになっています。
ファッションからも飯田さんのセンスが感じられますよね。
町田さん
町田さん
オザキさん
オザキさん
そうそう、もうね、ドンピシャですよ。
ドンピシャって(笑)。
飯田さん
飯田さん

どうして作家として活動するように?

アユム
アユム
かわいいイラストのなかにはそんなストーリーがあったなんて、知れば知るほど味が出てきますね。そもそも、なぜイラストレーターとして活動しようと思ったのですか?
僕は学生時代に地元でバンドを組んでいて、東京に行って一泡吹かせてやろうと思っていたんです。だけど大学3年の頃に解散してしまって。これから何をやろうと考えていた矢先、先輩のバンドが「イベントをやるからそのフライヤーを描いてくれないか」と。大学では美術教師になる勉強をしていたこともあって、もともと絵を描くこと自体は好きだったんです。その先輩の依頼を最初にさまざま絵を描いていたらいつの間にか仕事に繋がって、イラストレーターと名乗れるようになりました。本当にたまたまというか、求められてそうなったというか。
町田さん
町田さん
オザキさん
オザキさん
私は小さい頃から絵を描くことが好きで、美術系の科がある地元の高校に通い、美大受験して入学しました。なので、まわりは全員絵が得意という環境で学生時代を過ごしたんです。もともとは広告業界のアートディレクターになりたいと思っていたのでその勉強を重点的にしていたんですけど、いざデザイン事務所にデザイナーとして就職し仕事を経験するなかで、自分がもっと手を動かして面白いことをしたいという想いが強くなっていったんですよね。そこではじめて今後どうするかを考えたとき、自分の名義で仕事をいただけるのはずっと続けてきたイラストだと、イラストレーターとしてのキャリアを歩む覚悟を決めて会社を辞めました。独立してからはかねてからお世話になっているデザイナーさんや知り合いのアートディレクターさんからちょこちょことお仕事をいただいて。一般的に知っていただくきっかけとなったのは、多くの方がご覧になる旅系ウェブメディアで恋愛記事の挿絵を担当することになり、そこから見てもらう機会が広がっていきましたね。
私は父親がイラストレーターで、小さい頃から仕事をする姿をテーブルの向かい側に座ってみては一緒に絵を描くのが日常でした。なので特別大きなきっかけがあってイラストレーターを目指したというよりかは、『絵を描く仕事が羨ましい! 大きくなったら同じ仕事をしたい!』と自然に思っていたんです。そして社会人になって、最初はアパレル会社の制作業務などに携わっていたんですが、やはり心のどこかでオザキさんと同じように、自分が手を動かして、そうして形にしたもので求められたいという気持ちが日に日に強くなっていって、今に至ります。そして初めて2016年に個展を行い、そこからは展示をベースに仕事に繋がっていくようになりました。気がついたら2019年。さまざまな仕事に挑戦している日々です。
飯田さん
飯田さん
アユム
アユム
展示に軸足を置いて活動されているのはなぜなんでしょう?
私は展示ごとにその空間に合わせて自分がどのような表現を行えるか、実現できるかを”考える”ことに熱量を持っていて、自分の強みにもなっていると思っています。それができる展示という場所を大切にしていきたいし、なにより一番楽しみながら挑戦ができ、見てくれる人ともより身近に触れ合えるきっかけになる場所だからです。
飯田さん
飯田さん

今と昔を比べて。

アユム
アユム
みなさんこれまで紆余曲折を経て作家という職業に落ち着いたと感じたのですが、作家として独立してから、会社に所属していた以前に比べて、ここが良かった、悪かったと思うところはありますか?
まず悪いところから話すと、生活するためのお金には悩まされます。始めた最初は毎月のお給料が無くなってしまうので、精神的に不安定になってしまいますね。仕事をもらえたときはテンションが高くなって、流れてしまったときはすっごい落ち込むみたいな。極端だけど、死活問題なのでこの問題は避けて通れないですね…。
オザキさん
オザキさん
町田さん
町田さん
普段の仕事があった状況で難しいことは、アイデアがポンと浮かんだときにすぐアウトプットできないことがありますよね。もちろんイラストレーターは収入も不安定だし、どうなるか分からないから不安もあるけど、表現したいときにできないというのはかなりストレスになるんじゃないかって思います。
どこかに後悔が残りますよね。この時間を最大限使ってやりたいのに…! って。
オザキさん
オザキさん
飯田さん
飯田さん
でも、フリーランスになって会社に所属しなくなると、時間管理は自分だし、やるもやらないも1日のスケジュールはいくらでもだらしなくできちゃうんだよね。精神的に強くならなきゃなって思うし、自己管理の難しさを感じる。
本当にだらしなくなろうと思えば、18時くらいに起きて、遊びに行って帰ってきて、朝の4時くらいから仕事を始めることもありますよね。
町田さん
町田さん
オザキさん
オザキさん
それは私よりひどいかも(笑)。

でもほっといたら人間だしそうなっちゃいますよね。自分で自分を管理していかないとなって言い聞かせています。あれ、良いところを言ってないな(笑)。
オザキさん
オザキさん
飯田さん
飯田さん
そうは言いつつ、たとえつらいなと思っても、それをすべてひっくり返してしまうくらい仕事への”好き”や”愛”があるから、しがみつきながらも頑張れちゃうんだよね。
そうだね、面白いから頼まれて、芸人みたいに人を笑かして「これ面白いでしょ?」って言えることがなにより楽しい。
町田さん
町田さん
オザキさん
オザキさん
唯一主張できるものなんだよね。プレゼンの代わりに自分の絵を出してる感覚に近いのかな? それを生業にできてるってことが良い点だと思う。
その感覚は分かるなあ。良かった、良いところがあって(笑)。
飯田さん
飯田さん

作家に対する社会の反応

アユム
アユム
もう少し深掘りさせてただくと、”好きなことを仕事にする”方たちに対して、まだまだ社会全体として受容する機会が少ないように思うところがあるのですが、そのことに関してはどう考えますか?
僕は3年前オーストラリアに1年間のワーキングホリデーに行っていたんですけど、頻繁に路上パフォーマンスを見かけたんです。そこでは、パフォーマーに対して観衆がチップをあげたり、路上で販売されているものに対して”作品”として接していて、クリエイターに対する人々の見方が”優しい”と感じました。日本人は良くも悪くもパッケージ化されたものを好む傾向にあるなあと感じるところがあるので、パッケージ化されたもの以外にもっとおおらかになったら、より文化が豊かになっていくと思います。
町田さん
町田さん
飯田さん
飯田さん
日本だと見る側も一歩壁があるというか、見ること自体にも勇気がいる気がします。とにかく今は楽しくやること、楽しくみてもらえることに重きを置いています。自分たちも変わっていかないといけない部分もあるとは思うけれど、まだ自分はその段階にはいないと思う。
そうですよね。自分が直していく必要がある場面は出てくるので、相手に期待するよりも、自分自身を改善していく方が結局良くなるというか、結果的に早いですよね。
町田さん
町田さん
オザキさん
オザキさん
うん、早いと思う。自分がこの環境のなかでどう変わっていけば社会に対してハマるのか、という視点は常に持っておかないと、と思いますね。

まだアートに触れてない方たちに向けて

アユム
アユム
なるほど、常に見る側の視点も考えることはやはり大事ですよね。では、まだアートに対して積極的になれていない若者たちに向けて、制作するうえで工夫していることはありますか?
先日行った個展の際は、場所がカフェであったこともあり値段設定を下げることで絵を”購入すること”に対するハードルを低くしてみました。これが理由かは分かりませんが、今までで一番多くの人に手に取ってもらうことができて。購入してくれた人のなかには、絵に対するハードルがあって、値段を考えてこの金額なら記念に購入してみようと思い至った方もいたのではないかなと。あとは、去年ここルモンドさんで個展をやらせていただいたときに人生で初めて絵を買ったという人から、「絵を買うことってとっても気持ち良いなと思えました!」と嬉しい言葉を言っていただけて。そんな風に、絵を買うとか、アートに触れることを気持ち良いと思う経験ができる機会を作れたことがすごく自分に響いて。そうやって、アートに初めて触れるような方々がラフに持ち帰れる文化を作っていければとは思います。ただ、自分の価値も上げていきたいと思っているので、あまりに安すぎるのはそれは違うと思うし。そのバランスが難しいですね。
オザキさん
オザキさん
町田さん
町田さん
ちょうど良いラインってどこなんですかね…? 制作にかけてる時間もあるし、いつ出すかのタイミングもあったり。
たしかに値段設定も大事。私もオザキさんがおっしゃっていたバランスについてはすごく難しい部分だと思っています。自分をより奮起させるという意味での価格のつけかたは大事にしていきたい。アートは一部の限られた人のものであってはならないと思うし、作品の価値を決めるのは見てくださる方だと思うけれど、私はできるだけ多くの人に作品を身近に感じてほしいと思う。
飯田さん
飯田さん

アユム
アユム
値段と自らの価値、このバランスは難しいです。将来のことを考えながら、今も見ていかないといけないとなると考えが尽きませんよね…。飯田さんと町田さんが工夫していることは他にありますか?
自分もカジュアルに絵を売ること自体は大事なことだと考えています。以前ある個展の際には、1枚6000円くらいのライトに描いたものを販売したんですけど、その回は売れ行きが好調で。直近の個展ではさきほど飯田さんがおっしゃっていたように、今までに購入してくださった人に対しての恩返しという意味で、1万円から1万2000円くらいの値段で用意しました。僕自身は、作品が生活の一部になってほしいという想いが強いので、自分だったらどういうものを買いたいかを考えながら制作しています。部屋に軽く飾りやすいように小さい絵を描いたり、ポスターやバッグを作ったらみんながカジュアルに使ってくれるのではないかと考えて制作したり。
町田さん
町田さん
飯田さん
飯田さん
私は展示する環境も含めて1つの作品だと捉えているので、買ってもらう、買ってもらえないの前に、まず、1人でも多くの方に見てもらうということを大事にしています。表現をさまざま変えているという話にも繋がるんですけど、見たときのインパクトを大事にしていて、「次は何をやるんだろう」と思っていただけるような、気になる存在になるところからアプローチをしています。だからこそ、表現を重ねてきたなかで、今までは大きい一点モノの作品が多かったけれど、前回は初めてポスターという印刷物に挑戦してみたり、自分のなかでもさまざまな表現に挑戦しているという感じです。
ここまで、お1人おひとりが想いを強く持ってイラストを制作されていることが分かりました。ご自身の作品を見て、なにか感じ取ってもらいたいことはありますか?
アユム
アユム
飯田さん
飯田さん
感じ方は人それぞれですが、作品を前にしたときに嬉しい顔、楽しい顔、ハッピーな気持ちであってくれたら。と常に思いながら作品を作っています。
自分がなにか気に入ったモノを飾るときも、好きな絵や気になるモノを自分の側に置いておきたいと思うから、やっぱりそういう存在に私の絵がなれたらと思います。
オザキさん
オザキさん
町田さん
町田さん
小学生のときにやっていたカードゲームみたく、学校から帰ってきたときに見返して「これ、かっこいいな」と眺めていた感じで、自分のコレクションみたいにして楽しんでもらいたいですね。
ニヤニヤしながら見てほしいよね、なんかええなあって(笑)。
オザキさん
オザキさん

作家のオフってどんな生活?

アユム
アユム
ここまでご自身の作品やギャラリーで展示することについて伺ってきましたが、お休みの日はどう過ごされているんですか?
死んだように寝てます…(笑)。
オザキさん
オザキさん
飯田さん
飯田さん
寝るはまず最優先だよね(笑)。あとは大好きな映画や音楽に浸ります。普段もよく見るけど、休みの日はそれより1個多く映画を観賞するとか。
僕はお酒を飲みに行くことが多いです(笑)。やっぱり人に会わないとどんどん自分の世界に入っちゃうから。社会と触れ合うっていう意味も大きいかな。
町田さん
町田さん
飯田さん
飯田さん
大事大事! たまに喋らなさすぎて声が出なくなるときがある(笑)。
コンビニでも無駄に相づちを返しちゃうし、「温めますか?」って言われたらちゃんと目を見て「温めます!」って(笑)。会話自体が嬉しい(笑)。
オザキさん
オザキさん

町田さん
町田さん
テレビゲームもよくやりますね。グラフィックがかっこいいゲームって意外とたくさんあるんですよ。最近新しくソフトを買ったので、やりこんでますね。グラフィックがきれいなゲームをやるとイラストのインスピレーションにもなるし、勝ちにいく要素が描き疲れた心を解きほぐしてくれるというか、闘志がまた燃える感じがしてね、とっても良いんです。
いいなあ。でもグラフィックの目線でゲームを見たことはなかったかも(笑)。あとは料理もするかな? 私、みじん切りが得意なんです。みじん切りって単純作業だから考えごとができて、そういうときにアイデアがぽんと思い浮かぶこともあったりして。
オザキさん
オザキさん
飯田さん
飯田さん
切り終わってるのにトントンしてないかそれ(笑)!
延々と終わらないみじん切りをしてるときも正直ある(笑)。
オザキさん
オザキさん
町田さん
町田さん
飯田さんはみじん切りはしますか?
できていないかも(笑)。でも料理をしたり散歩をしたり、まったく別のことをすると気分転換になるし、意外なところで仕事のアイデアが湧いてくることもあるから、自然体で過ごすことも大事だよね。
飯田さん
飯田さん
オザキさん
オザキさん
オフだけど結局絵のことを考えてるよね、常に頭の片隅にあるイメージ。でもまったく苦じゃない。
全然苦じゃないですね。次に繋がるような1つひとつだから、むしろラッキーですよね!
町田さん
町田さん

これからの作家活動に向けて

日常の中にヒントはたくさん転がっているんですね、勉強になります。最後に、それぞれの未来について、2020年に向けた抱負を一言ずつお願いします。
アユム
アユム
町田さん
町田さん
僕はスタンプをはじめとして、色々なグッズ展開をしていきたいですね。根っこにあるイラストの創作を大切にしながら。絵だけに留まらず、活動の幅を広げていきたいですね。
私は平面で紙に描くことが多かったので、今後は立体の表現に挑戦したいです。とにかくとんでもなく大きいものを作りたいという欲があります。将来的には家具自体もそうですけど、全部を自分の世界観で表現した”空間”を作りあげたいと考えていて、その空間に自分も入りたいっていう願望がありますね。
オザキさん
オザキさん
飯田さん
飯田さん
私もやりたい表現が全部絵だけではないと思っているので、自分の趣味に関連づけて新しい表現を模索していきたいと考えています。表現を行う場所が国内じゃなくて海外でも。好きと思っていることが全部繋がって1つの自分という存在になると思うので、自分の表現の幅を増やしていくことを目標にしていますね。
これからの活動に期待大ですね。早く3人の展示を見にいきたいです! 本日は飯田さん、オザキさん、町田さん、ありがとうございました!
アユム
アユム

作家という仕事。

作家という仕事、そして作品を展示することへの想いをそれぞれの視点で語ってもらった。対談を通じて彼らは絵を、芸術を本当に心から愛しているんだと思った。

今までギャラリーに対しても勇気を持てずにいた僕だったけど、1つの展示会を作り上げるためにこれほど作家の熱量がこもっていたのかと思うと、近くにあるギャラリーを周って、作家ともっと話をしたくなった。

アユムもちょうど部屋に彩りが欲しいと思っていたとのこと。記念に3人の作品を手に入れて、帰路へとつくことに。

詳細情報

■L’illustre Galerie LE MONDE(ギャラリー ルモンド)

住所:東京都渋谷区神宮前6-32-5ドルミ原宿201

電話:03-6433-5699

営業時間:火曜~土曜 12:00〜20:00、日曜 12:00〜17:00

休み:月曜

一乗ひかる 個展「自由と存在」

期間:2019年11月26日(火)〜12月8日(日)

時間:火曜〜土曜 12:00~20:00、日曜 12:00~17:00

入場料:無料

※会期中の取材のため、既に終了しています。

 

モデル _ 松岡歩 (@ayumumatsuoka

取材・文 _ 篠原ふうこ、御厨智也、吉川明里 / 撮影 _ 清水駿 / 編集 _ 清水駿

2020-01-19|
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