【#チトセsnap】2020年の冬

ちょっと憂鬱な気分が続いてしまう、2020年の春。気持ちを新たにできる各種イベントごともなくなって、家に籠ることが今僕たちにできること。

街に出るのは仕事とスーパーに行くときくらい。いつもの街もがらんとしていて、道行く人の顔もなんだか浮かない感じだ。

でも、そんなときだからこそチトセは提案したい。そう、高らかに! ”好きな服を好きなように着る” ということは、楽しく生きるために大切なことだと。

が、これが案外普段は難しい。朝にコーディネートを組む時間もないし、夜ご飯を共にする女の子の好みを妄想したり、汚したら嫌だとか、雨が降ったらどうしようとか、社会人にもなるとTPOがなんだとか…。

だけど誰にも会わない日なら、何を着たっていい。ダル着じゃなくて、ただ、ただ好きな服を着よう。あれこれ制限だらけの毎日だから、着るものくらい、僕らは何者にも縛られる必要はない。

僕らの人生で恐らくもっともつらい春(そうでなきゃ困る!)。直前の2020年1月〜3月のみんなの服装を振り返ることで、来たる、”ふた月遅れの春”を待とう!

#チトセ_snap 2020年の冬(1〜3月)

1. 福田琉弥(フクダ リュウビ)

春の街へ颯爽と駆け出す、軽快なスポーティー×アメトラ

アウター Burberry(80s) / トップス – ダウンベスト yosoou / シャツ Brooks Brothers / ボトムス Brooks Brothers / シューズ Church’s / バッグ COMME des GARÇONS / 時計 CASIO / アクセサリー HERMES

リュウビのスタイルは、一言でいうなら、アメリカントラッド。アイビー、もしくはプレッピー。

紺ブレやボタンダウン、トラウザーにローファーやサービスシューズ、髪はサイドをさっぱりと刈り上げて、まさにアメリカの映画に出てくるような学生のスタイル。

ともすれば古めかしい坊ちゃんスタイルになっちゃうけど、スポーティーなアイテムやサイズ感の妙でモダンに軽やかに見せるあたりはさすが。

タンスの中を漁ったら、意外とアメトラの定番アイテムって出てくると思うんだ。自分の手持ちはもちろんのこと、お父さんの若いころ着ていたやつだってあるかも。この際タンスの肥やしを引っ張り出して、いつものテイストに合わせてみてはどうかな。

Instagram:@fukuda_ryubi

2. 宮川祐輝(ミヤカワ ユウキ)

冷たい風の日、鞄にマフラーを忍ばせて

アウター J.PRESS / トップス Braggin’ Dragon / ボトムス used / シューズ used / 時計 agnes b. / 手袋 used / POLO RALPH LAUREN

まるで英国紳士、テイラードスタイルにクラシカルな髪型でパリッとキメたユウキは、駅の憂鬱な人込みを尻目に、今日も街を行く。

こんなにタフでクラシカルな着こなしでも、決して重く見えないのだから不思議。ヘリンボーンのジャケットはセットアップじゃなくて、同系色のパンツと合わせてブラウンのグラデーションに。

品の良さと肩肘張り過ぎないリラックス感が新たな季節の到来を予感させる。まだ肌寒い朝、さっとマフラーを巻いても様になる、季節の変わり目にさりげなく匂わせたい、春の到来。

Instagram:@uki3mm8

3. 生駒了士(イコマ リョウジ)

晴れた休日には、オールブラックで彩を。

アウター TEATORA / トップス COMOLI / ボトムス Levi’s – 505 / シューズ dansko / 時計 rolex / アクセサリー roji_kyoto

天気がいい日はいつもより静かな街を味わいに、フラっと自転車で出かけてみるのもいい。そんなとき、ラクで動きやすいに越したことはないけれど、せっかくのお出かけ、ただのダル着じゃもったいない。

自転車までオールブラックでそろえたリョウジは、どんな街にも溶け込む、理想的なワンマイルコーデ。しかも、ただのブラックじゃなくて異素材や濃淡で巧みにグラデーションを魅せているんだからお見事!

黒だから、ちょっと緩めなコーデでも、意外と引き締まったコーデになるし、気分もちょっとだけ切り替わる。さぁ、ちょっとそこまで、行ってみようか。

Instagram:@_ryoji__

4. 依田直之(ヨダ ナオユキ)

武骨になり過ぎない、構え過ぎない、大人の色気

アウター Dad vintage / シャツ used(L’ECHOPPE にて) / ボトムス Levi’s – 517 / シューズ Clarks / バッグ UNION LAUNCH

男の子なら誰しもが一度は憧れる、レザーアウター。けど、そのあまりに武骨な見た目から、つい着られてる感が出てしまったり、逆に厳つくなりすぎてしまったり。奮発して買ったのに、タンスの肥やしにしているシティボーイ諸兄も多いのでは?

ナオユキさんの手にかかれば、そんな憧れの一着も、こんなに洒脱な風合いに。

明るい色調の春アイテムに上品な色気がムンムンと漂うレザーコートを羽織ることで、カジュアル感と男臭さのバランスが完璧に融合。文句なしにかっこいい! 弟子にしてくださいっ!

Instagram:@naoyuyoda

5. 寳住樹(ホウズミ イツキ)

好きなものを好きなように着るって、こういうこと。

アウター ECWCS gen3 level7 / ジャケット Officine Générale / トップス E.TAUTZ / ボトムス Dries van noten / シューズ SANDERS / バッグ LOEWE / リング used(LIBERTY) / ネクタイ Church’s

決してコーディネート全体を見て、あれこれミックスしてるな、って印象は受けない。むしろ、完璧にまとまっているんだけど、それぞれの出自はびっくりするくらい多彩。

米軍のレベル7に新進気鋭のフランスブランド、永久定番の名品、言わずと知れたハイブランドまで、まさに縦横無尽。で、本当に服好きなんだな、って伝わるのは、色味もシルエットも、本人のキャラとの相性も、すべてが完璧なこと。

「基本的にシャツにジャケット、タイドアップかスカーフが基本」という言葉の通り、自分のスタイルがしっかりしている。だから、どんなブランドの服を着ても、完璧にイツキのものになっちゃうんだ。

Instagram:@i_houzumi

6. 藤井一真(フジイ カズマ)

圧倒的存在感。ただそこにいるだけで、絵になる、映画になる。

アウター used(NEW YORK JOE EXCHANGE にて) / トップス used(NEW YORK JOE EXCHANGE にて) / ボトムス used(NEW YORK JOE EXCHANGE にて) / シューズ ZARA

なんといってもこの絶妙すぎる配色のスタジャン! 会って挨拶より先に「どこで見つけたの!?」って聞いちゃいそう。いや、聞いちゃうよ、ゼッタイ。

まるで80年代のアメリカ映画から飛び出してきたようなレトロなアメリカンスタイルが、やけに板についたカズマ。それでも今の街に違和感がないのは、どこまでも抜かりない色使い。

主張が強い者同士を合わせながらも、その完璧な配色が生きるように、コーディネート全体の色調を小物やパンツで調整。

フォトグラファーとして活動しているのもあるだろうけど、まるで作品のように、彼の佇まいそのものが絵になるよね。

7. 津川健(ツガワ ケン)

気兼ねなく脱げる、服好きが選んだラクな服

アウター YSTRDY’S TMRRW / トップス 知人が作ってるTシャツ / ボトムス e.sen / シューズ YUKETEN / バッグ Dulcamara 
/ リング Maison Margiela

無類の銭湯好き、そして、生粋の服好きでもあるショップスタッフのケン。そんなライフスタイルを象徴するように、洗練されつつも肩肘張らない着こなしはお手のもの。

この日もアウトドアやワーク系のブランドを軸にしつつ、ハイブランドのアクセサリーをつけて、いい感じに力の抜けた出で立ちで登場してくれた。

元は<ISSEI MIYAKE>の大ファンだというけど、テイストを変えても随所に見せるシルエットへのこだわりは、服好きとしての経験値が為す賜物!

新しく買った服を今までの自分ならどう着るか、余計な情報なしに考えてみるのも楽しいかもしれない。

8. 小暮潤司(コグレ ジュンジ)

いつもと少し違う日の街着こそ、センスの魅せどころ

アウター mintdesigns / シャツ UNIQLO / Tシャツ 久米繊維 / ボトムス ASEEDONCLÖUD / シューズ STUDIO NICHOLSON / バッグ YAECA / マフラー used(RALPH LAUREN)

アウトドアな趣味も持つ、アクティブ派のジュンジ。その多趣味ぶりを物語るように、街着から外遊びウェアまで、インスタグラムを見てもさまざまな服を着こなしている。

この日は変形ジャケットに長めのシャツを裾見せ、さらにストールを垂らす、という美しいレイヤードスタイルを披露。

ストールやスカーフのようなアクセントになるアイテムは、結構取り入れるタイミングを見失いがち。

いつものコーディネートで充分カッコいいし、なんなら邪魔になりかねない。けど、この日のジュンジのコーディネートには、このストールが不可欠なことが一目でわかる。

Instagram:@jirukooo

9. 田口景丸(タグチ カゲマル)

ラグジュアリーを、「ちょっとそこまで」着ていこうか。

アウター used(HERMES by Martin Margiela) / カーディガン Martin Margiela / Tシャツ LANDS’ END / ボトムス used(Levi’s) / シューズ Salvatore Ferragamo / バッグ PRADA

ワーク系のアイテムを絞り込んだアイテム数で潔く着こなす、そんな気取らない春の装いを見せてくれたカゲマル。だけど…どことなく気品が漂うのはなぜだろう。さりげなく着こなしのなかにラグジュアリーなアイテムを混ぜている。

アメリカの定番カジュアルウェア、ランズエンドのカットソーの上に、さらりと羽織ったカーディガンはなんとあのマルジェラ、コートはマルジェラがデザイナー時代のエルメスだ。

いやぁ、ニクいことするね。これ見よがしに着るんじゃなくて、ラギッドな男らしいにこそ生きる、ハイブランドのエスプリ。いうまでもなく、必要不可欠だ。

Instagram:@kagemaru_taguchi

10. Kona Jensen(ジェンセン 香那)

どうしてこんなにも愛おしい。ブラックウォッチは、やっぱり特別だ。

アウター used / トップス UNIQLO / ボトムス used / シューズ Dr.Martens / バッグused / 時計 TIMEX / リング
used / ネックレス used(Tiffany&Co.)

グリーンのチェック、といったらそれまでなのに、どうしてブラックウォッチ、なんて名前がわざわざついているのだろう……。きっとちゃんとした理由があるんだろうけど、こうしてみるだけでその理由がなんとなくわかるような気さえしてくる。それくらいブラックウォッチは特別な柄だ。

可愛らしい、目を惹くチェック柄だけど、どこか知的な品も感じさせる、二面性が、ごく自然に溢れ出てくる。カジュアルからちょっとおめかししたいときまで、間違いなし。

コナちゃんのクールな佇まいにお茶目で品のあるブラックチェックが映える。こんな女の子が、映画のなかみたいにどこかの街角で飛び出してきたらいいのにな。

Instagram:@itiskona

今は耐え、ファッションの春の到来を待ちわびて。

こんな時期でも、街を見れば、素敵な着こなしに身を包み、颯爽と歩いていく人を見かける。

残念ながら、誰かと遊びにという訳にはいかないけれど、日常のなんてことない、今までなら気にも留めなかった些細なお出かけを、楽しくするのも悪くない。

さあ、クローゼットを眺めて、来たる “ふた月遅れの春” を待とう。

記事の創り手について

サカモト タクミ – 取材

画像49

服や音楽、キャンプにバイク、興味のあるものは数知れず。”好き” と ”知りたい” の幅だけ人生は楽しくなる、そう考えています。読者の方にもそう感じていただけるよう、自分が好きと思うものはとことん、まだ知らないものはじっくりと、人生が豊かになるような記事を自分の言葉と感性でお伝えしていきます。

Instagram:@sktt99

Ivy – 執筆

画像47

とにかく深く、そして、いつの間にか、広く。なにかを突き詰めていくと、ファッションなら音楽や映画、料理ならお酒、というように、いつの間にか他の分野まで興味が広がって、結果それが豊かさに繋がる、と考えています。好きなことは好きなだけ。時間も労力も惜しまず、深く掘り下げて、みなさんの豊かな日々のお手伝いができれば幸いです。

Instagram:@ivy.bayside

シミズ シュン – 撮影・編集

清水駿_シミズシュン_プロフィール画像

チトセの代表と編集長、カメラマンを務めています。”僕らが楽しく生きるために” をテーマに、親しい友人から話を聞いているような、そんな等身大のメディアを目指して。「楽しいから楽しむのではない。楽しむから、楽しいのだ。」という言葉を大切にして、日々を生きています。

Instagram:@shun_booooy

SNSを更新しています!

 

この投稿をInstagramで見る

 

チトセ 〜僕らが楽しく生きるためのウェブマガジン〜(@chitose_magazine)がシェアした投稿

Instagram

LINE

もし記事を気に入ってくれたら、URLやアカウントをつけてSNSにシェアしてくれると嬉しいです!

活動の励みになります。どうぞ今後のチトセにもご期待ください!

 

2020-05-04|
チトセSNS更新中!
関連記事