【ハローさんのプレイリスト 20年5月】料理がもっと楽しくなる曲

僕らが過ごす時間のなかで、音楽は暮らしを豊かにしてくれる欠かせない要素の1つだ。楽しいとき、悲しいとき、コーヒーを飲むとき、運動をするとき。色々な気持ちやシーンに音楽は寄り添う。

その1つひとつにぴったりと合った曲を聴くことができたら、その時間はもっと有意義で、豊かなものになるんじゃないかな。

けれど、星の数ほどある音楽のなかからぴったりの曲を見つけるなんて至難の業なんじゃないか…? そんな僕らに、シーンに合った音楽を教えてくれるのがハローさんだ。

インスタグラムで数々の音楽を紹介している彼は、そのセンスと音楽への愛情で魅力に溢れた素敵な選曲をしてくれる。

さあ、今回はどんな曲に出会えるんだろう。さっそくハローさんに教えてもらおう!

20年5月 “料理がもっと楽しくなる曲”

2020年5月のテーマは ”料理がもっと楽しくなる曲”。

家にいる時間が長くなって、料理をすることが増えた人も多いはず。そんな時間を彩ってくれる曲を聴きながら料理をすれば、きっとおいしいご飯ができるはずだ!

最下部に今回のプレイリストを載せています。
ぜひ最後まで楽しんでくださいね!

1. Samba de Orfeu – Joao Donato

滑るように始まったのは、ボサノヴァの定番中の定番曲。今日はあれを作ろうかな、ゆっくり整理していくのにぴったりな、脱力したリズムとトロンボーンの柔らかな音色。

御年85歳、ジョアン・ドナートはまだまだ現役。ブラジルが生んだ天才ピアニストの1曲から。「いただきます!」までの道のりが、いつもより楽しくなりますように。

2. Combo #5 – Elton Aura Bedows

50年。そう、ひとつ前の曲が生まれた年から、50年以上経って生まれた音楽だってさっきと同じ南米のリズム! でも、ラップが乗ると印象がガラッと変わります。

親から子へレシピが受け継がれるように、音楽だってさまざまなバトンを受け取って、自分好みに仕上げていくのが、とてもわかる1曲。テンションもほどよく上がってきちゃうでしょ。

3. Billy Boy – Ramsey Lewis Trio

Q.「ハローさんはどこで新しい音楽に出会っているのですか?」

A.「アーティストのルーツや好きな曲を取りにいく!」

現在、kan sanoさんがインスタグラム上で好きなレコードを毎晩紹介してるんです。これがとても楽しくて(笑えるくらいね!)。

ラムゼイ・ルイスも今一度聴きたくなったのはkan sanoさんのおかげ。ジャズとソウルをぐっと近づけた、トリオの演奏をどうぞ。昔の録音ってすごいな……。喋り声も食器の音も入っちゃうんだから。

4. Cold Water – Alfalfa

フロム、バイロンベイ。Alfalfa(アルファルファ)はオーストラリアの3人組ユニット。生音でジャジーな始まり方をしますが、そのうち彼らの味が色濃く出てきます。そう、エレクトリックなファンクを主戦場としています。

リリースはまだ1曲のみですが、PARCELS(パーセルズ)のツアーに参加するなど、これからが期待されています! ファンキーだけど、温度は低め。ここで前菜でも。

5. smilin’ – 土岐麻子

何度も追ってしまう、どうーん! とうねるようなベース。どうやったって、気持ちがわくわくしてしまうようなリズム。お待たせしました、はじめの邦楽は土岐麻子(トキ アサコ)さん。

この曲は “ぱっぱっ!” っとリズムがキマるポイントがたくさんあるので、すぐ体に曲が馴染んでいくはずです。キッチンで小躍りしながらつくる食事は、リズムに乗ってもっとおいしくなるはず!

6. Delete You – Choi Jungyoon

まさに今ごはんを作っているときに聴きたいテンションの曲は、きっとこんな感じ! 個人的に強くレコメンドしている、韓国インディーサウンド。ここ1、2年で一番聴いているアーティストが、チェ・ジョンユンさん。

音楽の名門バークリー大学を卒業する、アカデミックな実力派が作り出す軽やかなポップス。韓国はどうしてもアイドルのイメージが強いですが、『MAGIC STRAWBERRY SOUND』というレーベルを検索してみてください。新しい音楽に出会えますよ。

7. You, Dear – Eloise

このあたりでのんびりしたい1曲を。粗熱取ったり、寝かせたり。「アムステルダムのホテルで1人映画を観ながらできた1曲」なんて、おしゃれなエピソードがぴったりなオーガニックなサウンド。

ナチュラルなんだけど、タイトなドラムが入るだけで気分じゃないですか? ノースロンドンのSSWエロイーズ。80〜90年代のポップスと、ティファニーで朝食から始まる60年代のロマンス映画が大好き。これからも彩り豊かな音楽を聴かせてくれるはず。

8. おとこっておとこって – Gentle Forest Jazz Band

「わかるわ〜。」ってニヤついて聴いちゃうガールも、なにか引っかかっちゃったボーイも、もう少しで楽しいごはんの時間。とってもキュートな曲で大好きです。

ジェントルは管楽器ずらー! っとスタンダードなビッグバンドスタイルに、シスターが3人。取りまとめるのは稀代のエンターテイナー! ジェントル久保田さん。

コーラス1人ひとりがどんな音で歌っているかを追って、推しの楽器が決まった頃には、大好きなアーティストのひとつに。優雅だなあ。

9. パロディ – 星野源

わくわくしたいなら、絶対に聴きたい源さん。流れのなかで彼の曲はたくさん候補に上がりました。グッドな曲が止まらないんです。

今回の源さんは管楽器の気持ちよさを、そのまま楽しめるようにジェントルの隣に。毎回サビでちょっと転調する、ニクい演出。よって、サビは突き刺さるようなキラーワードじゃなくても「ラララ〜」だって心に残るんです。

プレイリストをこれからもどしどし作っていきますが、ポップ職人! これからもお世話になります!

10. Fuck You – CeeLo Green

にこやかに中指を立てる彼の次は、曲名につけちゃう、曲中に連呼しちゃう大胆な男。これが嫌味なくスコーンと聴けちゃうんだから!

日本語訳もすぐ出てきます、どストレートな詞なので、共感できちゃう人が少ないといいけれど……ぜひ!

UKチャートで1位をぶっちぎったのだから、共感に共感を呼んだのだろうな(笑)。今日は心の中で叫んで、また明日も炊事は続く。ベテランの踊れる1曲をどうぞ。

11. ごはんができたよ – 矢野顕子

さて、あっという間にラストチューン。日本のレジェンドの1人、矢野顕子さん。心がすり減る日々が続きますが、ごはんだけじゃなくて、この楽曲は甘えを許してくれるような包容力があります。人によっては救いの歌かも。

共同プロデュースはもちろん坂本龍一さんで、YMOと大村憲司さんでバックバンドを担当するという、盆と正月が一緒に来たか、めでたすぎる編成。2番の自由に自由に歌う部分は要チェックです。

そろそろごはんはできましたか?

今日の夜ごはんはルーローハンでした。得意な人も苦手な人も、興味のある人ない人、明日も明後日も炊事は続いていく訳ですが、やっぱり食べてるときは本当にしあわせです。

例えば、「このプレイリストが終わるまでにごはん作り終えるぞ!」なんて効率化へ導く使い方もグッドです。このプレイリストが、少しでも調理の際のお供になりますように。

以上、ハローでした!

プレイリストが僕らの暮らしを彩っていく。

ハローさんのプレイリストを100%楽しむポイント、それは ”シャッフルせずに最初から聴く” こと。曲の終わり方も含めた “繋ぎ” を大事にして、全体の流れを考えて作ってくれている。

音楽の楽しみ方に、”文脈” があることを感じながら、ぜひ1曲目から味わって聴いてみてほしいな。

来月はどんな曲に出会えるんだろう。新たな音楽に触れることができるその日を楽しみに、今日も1曲1曲を味わおう。

 

僕らの友達について

■ハロー

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初めてプレイリストと記事を担当させていただきました。選んだ曲にコメントをつけるという作業は初めてで。イメージを次々と膨らませつつ、逃さないようにと、とても楽しいひとときでした。またお目にかかれますよう、精進していきたいと存じます! それではまた〜!

Instagram:@hello_musiikki

記事の創り手について

サカモト タクミ – 取材・執筆

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服や音楽、キャンプにバイク、興味のあるものは数知れず。”好き” と ”知りたい” の幅だけ人生は楽しくなる、そう考えています。読者の方にもそう感じていただけるよう、自分が好きと思うものはとことん、まだ知らないものははじっくりと、人生が豊かになるような記事を自分の言葉と感性でお伝えしていきます。

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2020-05-03|
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