【#チトセ_snap】2020年の夏

魔法がかからない、夏だから

そろそろ肌寒い日が増えてきた。雨の日が続いて、庭のひまわりも元気がなくなってきた。いよいよ軒先の風鈴を片付けて、薄手のジャケットでも引っ張り出してくる頃か…。

夏といえば、海、縁日、浴衣、スイカ割り…いつもははしゃぎ倒すシティボーイ諸兄も、今年ばかりはおとなしくしていた人も多いのでは?

とうとう夏が終わろうとしているけれど、こんな夏でも街ゆくおしゃれな人には目がいってしまう。

むしろ、遊びに行くといったらアウトドアか買い物かお酒でも飲むかくらいだったから、今まで以上に物欲が刺激された人も多いよう。

在宅勤務にかこつけて、構えず、ゆるく、でもどこかあか抜けた大人の身だしなみを心得て、シティーボーイがちょっぴり大人の男に脱皮した姿も見られた。

さぁ、例年より少し静かな街を行く、夏の憂鬱を抱えたシティボーイのスナップ特集。今回も始めていこう。

1. 安生弘弥(アンジョウ ヒロヤ)

シャツ 古着 / Tシャツ 古着(ネットで購入) / ボトムス 古着(池ノ上の『アルマニアック』で購入) / 靴 古着(ネットで購入) / バッグ 古着(高円寺の『深緑』で購入)

オーバーサイズで、イージーパンツにTシャツ。究極にラクなワンマイルコーデは、ともすればカジュアルすぎる印象になってしまいがち。

安生さんは、目にも鮮やかなブルーをアクセントに加えた。そうすることで、古着のダボっとしたサイズ感の野暮ったさを爽やかに中和している。

結局古着の醍醐味は、その場で見たアイテムだからこその出会い。もしかしたら、今買わなかったらもう出会えないかもしれない、そんな儚さにある。

多少のサイズ感や柄のクセも、気に入ったものがあれば着こなしてしまう方法を考える方が断然楽しい。

デカい、柄が強い、色が強い。そんな3拍子揃ったアイテムも、着こなし次第でこんなにあか抜けて魅せられる。

直感を信じて、とりあえずレジに持っていこう。きっと君なりの着こなしが、すぐに見つかるはずだ。

Instagram:@hiroya_a

2. 伊藤大輝(イトウ ヒロキ)

Tシャツ sansqulotte policy / ボトムス POLAR / シューズ NB 993 / アクセサリー ヴィンテージ

おしゃれな人ってたくさんいるけれど、なかでもカルチャーや音楽のバックグラウンドを感じさせる着こなしというのは、単なるカッコよさを超えた説得力がある。

たとえば初めて会う人でたまたま同じように音楽が好きな相手だったら、話が弾むきっかけになるし、ふらりと立ち寄った旅先の店でおすすめの店を聞いたときとか、スムーズに言葉にせずとも面白いことが転がってくる。

彼らの出で立ちはいつだってより豊かで、刺激に満ちた街と日常にリンクしている。

ほら、この日のヒロキなんてまさにそんな感じ。DJとしても活動する現在大学生の彼。5年経っても10年経っても、ヒロキはヒロキのままでいるような気がするんだ。

もちろん多少は趣味が変わったり見た目が変わるだろうけど、待ち合わせ場所に来たら、一発で分かりそう。

それくらいの揺るぎない説得力をこの年で身に纏ってるのが、素直に、最高に、惚れる。

Instagram:@ito__hiroki

3. 田島湧水(タシマ ユウスイ)

Tシャツ ACASIAS RECORDS / ボトムス 古着 / サンダル HOKA ONE ONE / バッグ kiruna / サングラス Tart Optical

休日だもの。構えず、気楽にいこうよ。一見隙だらけ、肩の力抜けまくりって感じだけど、なんか最高にいい感じ。

近所をフラついて近場で飲んで、銭湯へ直行しても、違和感は皆無。だけど決してダル着感を思わせないのは、溢れんばかりの遊び心。

アイテム数が減って、素材の選択肢も減って、ともすれば同じような服ばかり着てしまう夏だって、ユウスイはいつも以上に楽しげなんだ。

チェック柄のイージーパンツは緩めなんだけど、決してデザイナーズのワイドパンツみたいなわざとらしさがなくて、嫌みがない。

全体的なサイジングのしっくり感と、アイテム選びの絶妙さで成り立つきわどいバランスが、一番ユウスイにハマっている。

シティーボーイなら、憧れちゃうよね。こんな大人、なりたくない人いないでしょ?

Instagram:@yuuusui

4. 白井真斗(シライ マサト)、 山本莉子(ヤマモト リコ)

まさと:シャツ LE / Tシャツ blurhms / ボトムス hatski /サンダル jutta neumann / バッグ mythinks / 時計 cartier

りこ:トップス madder madder / ボトムス かぐれ / サンダル soloviere / 時計 cartier

晩夏は、デートの季節。海辺に行ってもそれなりに人がまばらになっているし、真夏に比べたらコーディネートの自由度も高い。

色味でほんのり秋の匂いを感じさせながら、過ぎゆく夏を2人きりで味わいたい。この日のまさとが選んだ、見るも涼しげなスカイブルーのシャツ。

少しぼやけた夏空の下、まとわりつくような湿気にも負けない爽やかな佇まいを引き立てる。中にはお気に入りのTシャツを着て、ざっくりと袖を捲し上げれば、風が心地よく身体を通り抜けていく。

隣のリコは、理念素材のシックな出で立ちに、かごバッグを合わせてリゾートの感ある仕上がり。せっかくのデートだから、夏のラフな装いにはほんのり上品な要素を取り入れたい。

Instagram:@masato_shirai_ / @rikoyamamoto

5. 臼井貫太(ウスイ カンタ)、原口真由子(ハラグチ マユコ)

かんた:トップス ts(s) / ボトムス NEAT / シューズ Converse ct70 / バッグ henderscheme

まゆこ:ワンピース AURALEE / シューズ Converse ct70 / バッグ VELISTAオリジナル / 時計 vague watch / アクセサリー naresome

ペアルックなんて、ちょっとこっぱずかしい。けど、好みに合うお揃いのモノなんてそうそう見つかるものではないし、もしデート中に見つけたら、ついつい手が伸びてしまいそう。

全身ペアルックは照れくさくても、靴だけお揃い、なんて粋だよね。ぜひやってみたい。この2人が最高なのは、靴以外は好対照な着こなしなこと。

カンタはストレートのシルエットとぱっきり分けた短髪で、王道Aライン。

アースカラーの落ち着いた色味や、クタッとした良い意味で野暮ったいチェックの開襟シャツがおじさんぽさをすっきりしたシルエットで昇華している。

まゆこはオーバーサイズになり過ぎない、絶妙なサイズ感が命のAライン。ハリ感のある上品な生地感と肩回りがすっきりしたシルエットで、緩めな着こなしにも決して重たい印象を受けない。

ほらね。全然違うコーディネートでも、お互いの “好き” がたしかに落とし込まれていて、しっくりくるこの感じ。カップルの在り方としても理想的に思えてくる。

Instagram:@knt_myk

6. 藤森大輔(フジモリ ダイスケ)、畑中映理子(ハタナカ エリコ)

だいすけ:シャツ Graphpaper / ボトムス KAPTAIN SUNSHINE / サンダル Chaco / バッグ SHINYA / メガネ
Lesca / リング JILL PLATNER / えりこ:プルオーバー CEPIE / ワンピース little $uzie / JOURNAL STANDARD / サンダル BEAUTIFUL SHOES / バッグ little $uzie / リング (右)Paso、(左)JILL PLATNER

フェスや夏祭り、旅行、花火、思えば夏の楽しみがいろいろとお預けになってしまったけれど、アウトドアのテイストを街着に取り入れて少しでも気分を楽しくできたら。

それはそれで、なかなか良い日になりそうだ。Chacoのスポーツサンダルにベージュのスタンドカラーシャツ、短パンで軽快にまとめたダイスケのスタイルは、街中はもちろんのこと、このまま自然のなかにいても十分に様になる。

サンダルで揃えて、ナチュラルな色味で緩くまとめた2人。今日はこれから、どこに行くんだろう。知る由もないんだけど、2人の楽しげな様子を見ているとなんだか羨ましくなってきてしまう。

もう少ししたらキャンプのベストシーズンだし、きっとこの2人なら、次の季節も思いっきり楽しんでいるはず。

Instagram:@fjmr_dsk@htnkerk

7. 高地千恵里(タカチ チエリ)

ワンピース AURALEE / ボトムス Ray BEAMS / 靴 CHURCH’S / バッグ OUIOUI

蒸し暑い真夏は、どうしてもラフな装いになりがち。5月くらいに勢いで買ったかわいい夏服も、結局夏本番になったらタンスで眠りについてしまう。なんてことを毎年繰り返している人もいるんじゃないかな。

さて、ショップスタッフのちえりの手にかかれば、そんな厄介な季節でも快適かつ、夏服では難しそうな品のある着こなしができちゃうんだからお見事。

オーラリーのグレンチェックが印象的なワンピースは、どこかレトロでかわいらしい。

ともすれば子供っぽくなりかねないくらいにかわいらしいアイテムを主役に据えながら、黒のレザーサンダルで引き締めて、しっかり落としどころを作るのがプロの技。

いやぁ、こんな格好でデートに来てくれたらテンション上がるよね!

Instagram:@__cery33

8.田中義朗(タナカ ギロウ)

トップス chikashitsu+ / タンクトップ chikashitsu+ / ボトムス ZARA / 靴 UGG / バングル ANVORHANDEN / ネックレス MR.GENTLEMAN

「服好き」と一言でいってもさまざまなジャンルがあると思うんだけど、僕のなかでは “なにか1つを極めた人” と、“いろんな服を着ている人” に別れるんじゃないかって勝手に思ってるんだ。

「古着、綺麗め、モード。どれが “自分らしい” 合わせ方なんだろうって、いつも考えているよ。」と話すギロウは、僕の考えでいう後者なんだろう。

古着だらけの下北沢を歩く日もあれば、ごちゃごちゃと騒がしい新宿を歩く日もある。

今回のようにモードな空気を漂わせた日には、イカしたアイスコーヒーでも片手に表参道を歩く姿が目に浮かぶ。

選ぶアイテム次第で、まるで人格まで変わったかのように見えるんだ。これだからファッションはやめられない。

ちなみに僕らがひそかに憧れる彼のポイントは、さりげなくレザーパンツを取り入れていること。

正直、レザーパンツってライダーの人が履くようなゴツい印象だったけど、こんなにスマートなシルエットなら上品な1着に様変わり。

そこにダッドなスニーカーを合わせてバランスを取っているところにも、彼の「服好き」具合が垣間見えるね。

Instagram:@giro.tanaka

もう一度クローゼットを眺めて

少しずつ肌寒い日が増えてきて。どう過ごすかはそれぞれだけど、せっかくだから、クローゼットにある夏服をもうしばらくかわいがってあげたい。

今回のスナップを見て、「あっ、こんな着こなしがあったのか!」ってなったら、今すぐクローゼットへ。急げ、秋はすぐそこまで来ているから。

記事の創り手について

■Ivy – 執筆

とにかく深く、そして、いつの間にか、広く。なにかを突き詰めていくと、ファッションなら音楽や映画、料理ならお酒、というように、いつの間にか他の分野まで興味が広がって、結果それが豊かさに繋がる、と考えています。好きなことは好きなだけ。時間も労力も惜しまず、深く掘り下げて、みなさんの豊かな日々のお手伝いができれば幸いです。

Instagram:@ivy.bayside

シミズ シュン – 撮影・編集

チトセの代表と編集長、カメラマンを務めています。”僕らが楽しく生きるために” をテーマに、親しい友人から話を聞いているような、そんな等身大のメディアを目指して。「楽しいから楽しむのではない。楽しむから、楽しいのだ。」という言葉を大切にして、日々を生きています。

Instagram:@shun_booooy

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2020-09-27|
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