【ハローさんのプレイリスト 20年9月】ハローさんと行くワールドツアー

僕らが過ごす時間の中で、音楽は暮らしを豊かにしてくれる欠かせない要素の1つだ。

楽しいとき、悲しいとき、コーヒーを飲むとき、運動をするとき。色々な気持ちやシーンに音楽は寄り添う。

その1つひとつにぴったりと合った曲を聴くことができたら、その時間はもっと有意義で、豊かなものになるんじゃないかな。

けれど、星の数ほどある音楽の中からぴったりの曲を見つけるなんて至難の業なんじゃないか…?

そんな僕らに、シーンに合った音楽を教えてくれるのがハローさんだ。

インスタグラムで数々の音楽を紹介している彼は、そのセンスと音楽への愛情で魅力に溢れた素敵な選曲をしてくれる。

さあ、今回はどんな曲に出会えるんだろう。さっそくハローさんに教えてもらおう!

最下部に今回のプレイリストを載せています。

ぜひ最後まで楽しんでくださいね!

20年9月「ハローさんと行くワールドツアー」

旅行欲。それも海外の!

計画とパッキングのわくわく感も、帰ってきて使い物にならない身体も全部ひっくるめて、もうそろそろ旅行に行きたくなってきませんか?

どんな小道でもすぐ思い出せるほど、頭のなかに焼きつく毎日。味も匂いもそう。頭のメモリ容量が爆増するあれはなんなんだろう。

私自身、ちょうど1年前に海外にいたことを思い出しながら、このプレイリストを、世界各国の素敵な音楽を紡いでいきます。

伝統音楽は少なめ、心地の良い新しい音楽に出会おう! このご時世、本当に難しいのは分かってる!

それでも、気持ちだけでもワールドツアーに行ってみよう!

1. Picasso – Rikas

のっけから “今” 最高におすすめのバンドです!

一言でかっこいい! フランクフルトから特急列車で1時間とちょっと、ドイツはシュトゥットガルトのバンド。

一番最初の4小節からじわじわと盛り上がりを見せて、ギターのリフで爆発! と思いきや、なんだこれ、不安を煽る響き。

なんとも中毒性のある、躍り狂える1曲。サッカーを観に、演奏をしに、思い出深きドイツから旅は始まります!

2. Permis b bebe – Miel De Montagne

なんでもおしゃれな文化に見えてしまうフランス。フランスインディーは、ディスコ由来の軽やかに踊れる曲が本当に多いジャンルです。

ただ、聴いていただくとわかるのですが、曲の起伏があまりないんです。

対して、JPOPにはAメロ、Bメロ、サビといった、心揺さぶる起承転結が分かりやすくありますよね!

するっと始まり、するっと終わる。無茶に感動を持ってこないのも、やっぱりおしゃれって感じてしまうんだよな(笑)。

3. Glu – Fieh

次は北へ! ノルウェーに到着!

北欧の音楽シーンは本当にアツい。それだけで特集組めちゃうほど。

先ほどのフランスに比べて英語で歌うアーティストが多く、ちょっと遠いと思われがちなノルウェーの方が、世界へ届くのが早いことさえあります!

隣には私の大好きな国フィンランドがあるんだけど、どうしてもメタルが強すぎるんだ。

日照時間も短いので、レゲエのような明るい音楽が少ないとバンドマンは言います(笑)。

今回のプレイリストでは見送り。本当に夕方には仕事を終える国なんですよ〜。

4. Lui – Fitness Forever

華やかでいて、かわいくて、映画の中に飛び込んだような音楽がそう、ここイタリアに。MV必須ですよ〜。

イタリア語の発音って、歌に乗るとシルクのようになめらかで、すごく上品。

濁音が少ないのが理由の1つな気がしています。バイオリンとの相性もばっちり!

彼ら〈Fitness Forever〉は、スペインのレーベルと契約しています!

両国行ったということで、次の国へ!!

5. Alone Again (Naturally) – Gilbert O’Sullivan

1972年に生まれた、大好きな1曲。いや、心あたたまる優しさに満ちた歌だと思ったんだよ……。

(Naturally)をわざわざカッコづけで書くって、ちょっとおかしいなと思って調べたんですよね。

もう1歩踏み込んだ理解が欲しい方は、ぜひ曲の意味をお調べください、ぜひ。

途中のアコースティックギターのソロの音がものすごく良いので、イヤホンでどうぞ!

育ちはUKだけど、生まれとルーツはアイルランド! 大名曲をお送りしました。

6. Breathe Easy – Maya Delilah

The Beatles、Queen、Ed Sheeran。と、音楽大国のイギリス。

レジェンドが止まらないなか、まだ日本ではまったくと言っていいほど露出のないアーティストをピックアップ。

とても素敵な MVですが、その撮影はお父様がiPhoneでピコっと。それくらい予算規模もこれからのアーティストさん!

彼女は何よりも先にギターを始め、シンガーソングライターというより、ギタリストが歌も歌う感じ。

ぜひ、そのギターのアプローチに耳を傾けてみてください!

7. Desenvuelveme – Celeste Shaw,Cancamusa

もちろん南米も経由して、向かうはチリ。まさかチリの音楽まで好きになっているとは、今年の驚きでした。

チリの公用語はスペイン語で、このようにブラックミュージックを元にした音楽もたくさんあって。

なんとなくカッコいい! それで入りとしては満点です!

ちなみに、新しい音楽を掘る方法の1つとして、Spotifyでまったく違う国の方が作るプレイリストを聴くことがあります。

この曲はというと、ブラジルの方が作ったプレイリストのなかで出会えたものなんです。

8. Luz – Djavan

さて! 大好きなブラジル音楽についてざざっと!

日本人全員が “演歌” ばかり聴いているわけではないのと同じで、ブラジルの方も “サンバやボサノバ” をずっと聴いているわけではなく、ポップスがあります。

そのジャンルの名は “MPB”。

MPBの巨匠ジャヴァン。日本人の耳にぴったりと合うと言われるポルトガル語に、独特だけどドラマチックであたたかいコード感。

知られていないだけで、たくさんの方にぴったりとはまるはず!

9. שום דבר לא עוזר – Daniella Tourgeman

読める方いらっしゃいます…? 国外の方はひらがなもこうやって見えてるのかな、もう図形に見えてきた。

こちらはヘブライ語! イスラエルの1曲です。

イスラエルは世界中に名が轟くほどジャズが有名で、意外と身近なものなんです。

さらに掘ってみると、伝統音楽というよりも日本と同じように幅広いジャンルの音楽のアーティストが多いことが分かりました!

今まで、体を揺らせちゃう音楽が多かったからね、アコースティックで落ち着きのある曲を1つプレイリストに挟みました。ごゆるりと。

10. Umami – Klô Pelgag

胃もたれするほど贅沢な旅は、アメリカに向けてもう少し突き進みます。

何層も何層も重なったコーラスとその世界観は、まるで絵画を覗き見るような感覚で。さっと別の世界に連れて行ってくれます。

2020年のベストアルバムの1つと言える、クロペルガグの1枚から。

from カナダ。彼女の出身ケベック州は、共通語がフランス語。

11. Pa’ que vuelva – Telmary

静かに情熱を燃やすような、このギターとサックスが描くのはキューバンサウンド。

ポエトリーラップとボーカルを巧みに操り、語るように歌うのはテルマリー。

キューバではミュージシャン、特にラッパーに関して女性が日の目を浴びることが少なかったそうなんです。

キューバにおける女性ラッパーの道を切り拓いた、もちろん現在も第一線を駆ける優美なラップをお楽しみください。

12. Rock with You – Michael Jackson

説明不要のキング・オブ・ポップを選出!!

1つ加えるなら、サビでのマイケルの “Rock with you〜” の声質を変えるところに注目して聴いてみると、力強さとしなやかさのコントラストが味わえて最高なのです。

13. Dynamite – BTS

さて、旅も終盤! アジアに帰ってきました!

私ハローが大好きで得意としている韓国インディーから1曲! と思いましたが、ここは米ビルボードシングルチャート1位の快挙を成し遂げたBTS!

なんと、アジア人のシングル1位は坂本九さんの<SUKIYAKI(上を向いて歩こう)>までさかのぼるんです!

いつの時代も誰もが愛する、ディスコチューンで勝負してきたBTS。

ラップパートはもちろん、世界の市場への意識が強く、1位と結果までついてくる形に。

マイケルの次に繋げられてよかったー!

14. How Can | – H3F

シャムキャッツと同じ舞台に立った、タイのバンド。

ブルースもソウルもファンクも、彼らの味付けで気持ちよくミックスされています。

ただ、タイやインドネシアは特に日本のユーミンや山下達郎さんなどの時代のシティポップが自然に浸透しているので、本人たちが公言していなくても、なんとなく日本人の感覚に馴染むパターンがとっても多いです!

もしこの曲が素敵だと思ったら、タイの音楽がハマるはずですよ〜。

15. エイリアンズ – キリンジ

自分の海外のお供は必ずキリンジ。

日本語のキメの細かさ、奥ゆかしさ、豊かさを感じる楽しさを教えてくれたのはキリンジでした。

「メロディーが良ければなんでもいいっしょ!」なんて時代もありました。

音と一緒に言葉と深く向き合えるなんて素敵ですよね。

珠玉の1曲をもって、この旅の曲たちを結びたいと思います。ただいま!

ワールドツアーはいかがでしたか?

今回このプレイリストを作らせていただいて感じたのは、毎月この企画でもいい! というくらい沢山の候補曲が上がって楽しかったこと(笑)。

それと、お味噌汁が恋しくなるように、海外の曲を沢山聴くことによって、邦楽の味わいがぐぐっと深みを増したこと。

このプレイリストで少しでも旅の気分、新しい音楽の発見のお手伝いができたら最高です!

最後までお読みくださった方、本当にありがとうございます!

また来月お会いしましょう!

プレイリストが僕らの暮らしを彩っていく。

apple musicのプレイリストはこちら!

ハローさんのプレイリストを100%楽しむポイント、それは “シャッフルせずに最初から聴く” こと。

曲の終わり方も含めた “繋ぎ” を大事にして、全体の流れを考えて作ってくれている。

音楽の楽しみ方に、“文脈” があることを感じながら、ぜひ1曲目から味わって聴いてみてほしいな。

来月はどんな曲に出会えるんだろう。新たな音楽に触れることができるその日を楽しみに、今日も1曲1曲を味わおう。

僕らの友達について

■ハロー

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プレイリストと記事を担当させていただきました。選んだ曲にコメントをつけるという作業は初めてで。イメージを次々と膨らませつつ、逃さないようにと、とても楽しいひとときでした。またお目にかかれますよう、精進していきたいと存じます! それではまた〜!

Instagram:@hello_musiikki

記事の創り手について

サカモト タクミ – 取材・執筆

服や音楽、キャンプにバイク、興味のあるものは数知れず。”好き” と ”知りたい” の幅だけ人生は楽しくなる、そう考えています。読者の方にもそう感じていただけるよう、自分が好きと思うものはとことん、まだ知らないものははじっくりと、人生が豊かになるような記事を自分の言葉と感性でお伝えしていきます。

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2020-09-21|
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