【かんた&まゆこカップル】7年経った今も忘れない、相手への思いやり

晩夏の季語に「夏深し」や「夏の果」とあるように、夏の暮れは過去を振り返りたくなる雰囲気に包まれる。夏の夕靄なんて、まさにその象徴だ。

僕らは日々更新されるトレンドを追って、新しい場所で、新しい体験をする毎日を送っている。

そんな過ごし方ももちろん良い。だけど、夏の暮れに思いを馳せて、あの日、あのとき、あの場所での思い出を振り返るような、そんな1日があってもいいと思う。

大切なあのときを思い出すことで、きっと、“今” という時間をより愛おしく思えるから。

でも、思い出にだって種類は色々ある。辛く、苦しい思い出。一方で、幸せな感情で満たされるような、かけがえのない思い出。

どうせなら後者を思い出し、幸せな感情に満たされたい。そしてそんな思い出を持つ代表格といえば、街やSNSで見かける魅力的なカップルたちだ。

今回の特集では3組のカップルを取材。彼らの思い出の地を巡りながら、SNS上だけでは知ることができない、2人の思い出を聞いてきたよ。

めまぐるしく過ぎる毎日だけど。それぞれの思い出を聞き、みんなが過去の大切な思い出を振り返るきっかけとなれたら嬉しいな。

移ろう季節とは反対に、変わらない思い出の地がそこにはあった。

2組目はかんた・まゆこカップル

左:かんた、右:まゆこ

2人は高校から付き合い始めて、付き合っている期間はなんと7年。

共同のインスタグラムアカウントも、ファッションを中心とした投稿は僕らがお手本にしたいペアコーデばかり。

彼らのオリジナルブランド<naresome>(ナレソメ)にも、2人が織りなす世界観が表現されている。

これだけでも気になることばかりの2人。そんな2人の思い出の地を巡りつつ、カップルとしての素顔はもちろん、ファッションについても迫っていこう!

--本日はよろしくお願いします!

かんた・まゆこ「よろしくお願いします!」

2人の青春の跡〜藤井寺エリア〜

--藤井寺駅からスタートだけど、藤井寺市は2人にとってどんな場所なの?

かんた「僕たちが出会った藤井寺高校がある街で、いつ来ても高校時代の記憶が蘇ります。

彼女とは高校生のときから付き合っているので、かれこれ付き合ってから7年が経ちますね。」

まゆこ「藤井寺駅は登下校に利用していたり、バイトをしていたり青春の場所です! 当時働いていたバイト先がすぐ近くにあって…

ここです! 『Piacere』(ピアチェーレ)というイタリア料理屋さんで、高校から大学生の途中まで約4年間ほどバイトをしていました。

当時、彼が私のバイトが終わる少し前に来てくれて、よく一緒にご飯を食べてからデートに出発するのがルーティーンで。」

--巡りはじめて10分も経っていないのに、すでに青春すぎる…!

かんた「これから向かう藤井寺高校には、もっと青春が詰まっていますよ(笑)!」

出会い・付き合い、青春を過ごした場所〜藤井寺高校〜

--もう少しで高校に着くね。そうそう、2人が付き合うまでの馴れ初めはどんな感じだったのかな?

かんた「馴れ初め、聞いちゃいますか…。」

--え、聞いちゃダメだった?

かんた・まゆこ「いやいや、大丈夫です(笑)!」

かんた「高校2年生のときに物理の補習で話すようになり、仲良くなったのがきっかけです。

違うクラスであまり接点がなかったこともあり、僕は補習など受ける必要はなかったのですが、彼女に会いにわざと受けに行っていました(笑)。

そこから映画デートに行き、このタイミングしかないと思って、振られる覚悟で告白し、付き合うことになりました。」

--絵に描いたような青春だ…。お、高校に到着したね。素敵な馴れ初めを聞かせてくれてありがとう! そしたら、付き合う前と後の、お互いの印象の変化を聞きたいな。

かんた「とっつきにくく、クールなイメージ(笑)。付き合ってからは、天然で独特の空気を纏っている印象です!」

まゆこ「ニコニコしてる好青年ですね(笑)。付き合ってからはしっかり者な印象で、気になることはとことん調べる探究心の塊な人です。」

--お互い印象が変わったんだね。高校時代の写真を見せてもらえたりするかな…?

まゆこ「少しお恥ずかしいですが、文化祭の写真を(笑)。」

かんた「クラスTシャツ、懐かしいね…。」

--高校での1番の思い出はなんだろう?

かんた「今見せた写真の体育祭、文化祭での本気で取り組み楽しんだ日々ですね。それと叶うなら、いつも一緒に食べた食堂で、もう一度2人でご飯を食べたいな。」

--2人の話を聞いていると、高校生活って本当にかけがえのないものなんだとしみじみする。高校から付き合い続けることって簡単じゃないと思うんだけど、長く付き合う秘訣ってなんだと思う?

かんた「喧嘩したときは、24時間以内にどちらかが謝ることが暗黙のルールになっていることです。」

まゆこ「思ったことは、溜めずにきちんと話し合うこと!」

初デート場所であり、待ち合わせといったらここ〜天王寺〜

--次は天王寺。ここではどんな思い出が?

まゆこ「私達がデートのとき、どこに行くにもまず集合する場所が天王寺駅でした!」

かんた「付き合って初めてのデート場所も天王寺で。その当時はタッチパネルの自販機が珍しくて、あべのハルカスにあるという噂を聞いて、自販機探しデートをしました。

なかなか見つけられず、2人で必死に探したのをよく覚えています(笑)。」

--7年前は、タッチパネル式の自販機が出たばかりだったんだ! 初デートってさ、張り切って少し背伸びをした場所だったり、無難な場所に行きがちだけど、自販機探しデートっていう飾らない感じが、2人ならではですっごく良いね! そんな2人にとって、理想のデートはなんだろう?

かんた「最近彼女が車を購入したので、車で迎えに行くところから始まるドライブデートに憧れます。

ドアを開けてあげて、ジェントルマンに振る舞いたいです(笑)。行く場所は車でしか行けないような、山や川、夜景スポットに行きたいですね!」

--これからさらにデートの幅が広がって楽しみだね! じゃあ、今後行きたいデート場所はあるかな?

かんた「北海道旅行には2人で必ず行きたいと思っています。去年僕が友達と行ったんですけど、彼女が好きな、新鮮な魚を食べさせてあげたいです。

ワカサギ釣りをして、釣りたてのワカサギをその場で食べるのも良いですね。広大な自然をドライブもしたいです。したいことがたくさん(笑)!」

--コロナ禍で、2人のなかで変化したことはあった?

まゆこ「2人で “あつもりデート” を楽しんでいます! お互い実家なのでなかなか会えず、あつもりで2人の時間を楽しんでいましたね。

キャラクターにお揃いの服を着させたり、一緒に釣りや虫取りをする時間は、なんだか付き合った当初を思い出して。」

--あつもりデート、良いなあ。読者におすすめしたいデートがあったら教えて!

陶芸デートはおすすめしたいですね。手や顔に泥をつけながら、真剣にお茶碗を作る作業は、時間を忘れて夢中になれます。

不格好に完成したお茶碗や湯呑も、味があっていつまでも大切に使えると思いますね。

他だと、新世界にあるスマートボールは昔ながらの遊びが楽しめるのでとっても楽しいですよ!

ボールのジャラジャラとぶつかり合う音も心地良くて。」

2人のファッションの感性を磨いてくれる場所〜VELISTA〜

--セレクトショップの『VELISTA』(ヴェリスタ)にやってきたね。2人とも普段はこちらでお買い物を?

まゆこ「よくこちらのお店に来て新しい服との出会いを楽しんでます! スタッフの赤井さんが2人とも大好きで。

いつもブランドの背景やディティールを詳しく教えていただけます。気づけば必ずどちらかは洋服を買ってしまう、魔法使いみたいな方なんです(笑)。

だから、いつも足を運んでしまいますね!」

右にいらっしゃるのがVELISTAスタッフの赤井さん

--2人がファッションに興味を持ちはじめたきっかけは覚えてる?

かんた「おしゃれな先輩に憧れて、古着屋に通い詰めたのがきっかけですね!」

まゆこ「私はそんな彼の影響を受けて、大学2年生くらいから好きになりました!」

--2人が服を買うとき、選ぶときに意識していることはあるのかな?

かんた「一目惚れと、勢いで買うことが多いです。一度欲しいと思うと、値段など関係なく買っちゃいますね。迷いに迷ったときは買わないです。」

まゆこ「試着したときの彼の反応を見て、購入するかを決めます! 似合っていると思っているときは目をキラキラ輝かせてくれるので(笑)。」

--彼の反応を見て決めるって、カップルならではの感覚で羨ましい。2人にとっての思い出のアイテムはある?

まゆこ「はい! 写真のチェーンブレスレットです。

6年記念日にお揃いで買ったチェーンブレスレットは、私達が今のブランド<naresome>(ナレソメ)を始めたきっかけでもあり、とっても思い出深いアイテムで。」

--ブランドを始めるきっかけとなったアイテムか。思い出が詰まっているんだね。ちなみに、naresomeは2人で運営しているのかな?

かんた「はい! 僕がバイヤー、WEB、EC、プレスを担当していて、彼女が梱包、出荷、生産管理と役割を分けて運営しています。」

--ブランド名の由来はなんだろう?

まゆこ「出会い、繋がり、親しむ、、、すべての人の “馴れ初め” のきっかけになりますように、、、」という想いを込めた名前です。」

--最後に。お互いから見る、彼・彼女の良いところを教えてほしい!

かんた「彼女の、すべての人に対しての優しさを尊敬しています。街中でハンカチを落とした人がいれば、誰よりも早く声をかけて渡しに行きます。

人としてあたりまえかもしれないけど、そんなことを、サラッと出来るところがすごいと思います。

もちろん僕に対しても、どちらが彼氏なのか分からないくらい男前で(笑)。

僕のカメラが入った重たいリュックを交互に持ってくれたり、汗っかきな僕の背中をボディシートで拭いてくれたり。

この光景は、暑い季節では恒例となっていますね(笑)。」

まゆこ「自分の一時的な感情で人の悪口を言わないところ。彼は、感情に任せて人のことを悪く言うことがありません。

気になることがあっても波風を立てずに気持ちを伝えれるので、尊敬しています。」

まず自分ではなく、まず相手で調和し合う2人

7年という月日を支えているもの。

それは「試着したときの彼の反応を見て購入するか決めます!」や、「ドアを開けてあげて、ジェントルマンに振る舞いたいです(笑)。」といった言葉が象徴するように、第一に相手を思うことだと感じた。

そんなこと、もしかしたらあたりまえかもしれない。だけどそのあたりまえを、広く、深く、丁寧にできること。

それこそが7年という月日をにこやかに過ごすうえで、きっと大切なことなんだろう。

naresomeの表現にも、その姿勢はしっかりと表されていた。

それと、タッチパネル式の自販機探しの初デートのように、飾らないことだって長続きの秘訣だよね。

かんたとまゆこのように、かけがえのないパートナーに出会うことは簡単なことではない。でも、出会うための準備は難しいことではない。

広く、深く、丁寧に相手を思いやる。そんな人として大切なことを、彼らから学べたと思う。

動画でもチェックしてみてね。

みんなにカップルの雰囲気をもっと知ってもらいたくて、動画にまとめてみたよ。

よかったら、動画でもチェックしてみてね!

僕らの友達について

■かんた&まゆこ

共同のアカウントはファッションを中心とした投稿で、カップルのライフスタイルとファッションの両面で若い世代の憧れ。その世界観をオリジナルブランド<naresome>に活かし、服作りを行っている。

Instagram: @knt_myk

今回訪れた場所はこちら

■VELISTA

国内外のブランドからヴィンテージまで幅広くアイテムを揃えるセレクトショップ。セレクトショップでありながらオーダースーツも手掛ける。回遊客の決して多くない中崎町をあえて選んだ理由は、お客様1人ひとりにアイテムの良さやモノ作りの背景を寄り添うように丁寧に伝えるためだという。

住所:大阪市北区浮田1-4-22 UENOマンション1F

Instagram:@velistanist

公式サイト:velista.biz

※営業時間や定休日などは上記Instagramや公式サイトの参照をお願いします。

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記事の創り手について

ジツカワ タクミ – 取材・執筆

“たくさんの人には知られていないけど、強く光るものにスポットライトを当てていく意識” を大切に、街やお店、モノや人に寄り添ってお伝えしていきます。

Instagram:@jitsu_tkm

サカモト タクミ – 取材・執筆

服や音楽、キャンプにバイク、興味のあるものは数知れず。”好き” と ”知りたい” の幅だけ人生は楽しくなる、そう考えています。読者の方にもそう感じていただけるよう、自分が好きと思うものはとことん、まだ知らないものははじっくりと、人生が豊かになるような記事を自分の言葉と感性でお伝えしていきます。

Instagram:@sktt99

シミズ シュン – 撮影・編集

チトセの代表と編集長、カメラマンを務めています。”僕らが楽しく生きるために” をテーマに、親しい友人から話を聞いているような、そんな等身大のメディアを目指して。「楽しいから楽しむのではない。楽しむから、楽しいのだ。」という言葉を大切にして、日々を生きています。

Instagram:@shun_booooy

※撮影時のみマスクを外しています。また、アルコール消毒、三密の回避、検温等、新型コロナウイルス感染症対策を徹底したうえで取材を実施しています。

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2020-09-19|
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